国連ビルに爆弾が仕掛けられていることが判明し避難命令が下るが、爆弾は避難ルートに仕掛けられていて、ハッサン大統領が狙われる。そしてコールが逃走した犯人を追いつめるが…。一方、暗殺計画にロシア犯罪組織が関わっていたことを察知したヘイスティングスらは、数年前にロシアマフィアに潜入した元FBI のルネ・ウォーカーを 呼ぶ 。
ウラジミールは、ルネの「私は病んでる。取引しないなら、早く殺して」という心からの声を信用し、ルネは潜入に成功する。アジトに戻ったウラジミールは、ルネから核物質の取引話を聞き、条件を提示する。一方、ジャックはCTUチームと合流し、会合場所へと向かう。CTUのデイナは、ケビンに対してある計画を思いつく。
弟ファラドや反対派たちが政府転覆と核兵器開発の再開を目論んでいる事を知ったハッサン大統領は、野党支持者の一斉検挙を開始する。テイラー大統領は人権を無視した彼のやり方を改めるよう忠告するが、ハッサン大統領は反逆者らを処刑するつもりであった。一方ジヤの信用を得たルネは、いよいよウラジミールの隠れ家に案内されるが、彼女とウラジミールの消せない過去を知ったジャックは不安を募らせる。
潜入捜査中のジャックは、ウラジミールのアジトへ到着する。そして、ウラジミールとの交渉で身を危険にさらしているルネを連れ戻そうと密かに説得するが、ルネは首を縦に振らない。一方CTUでは、野放しになっている核物質の追跡中にもかかわらず、度々席を外すデイナの行動に、同僚のアーロが不審を抱く。
ジャックは、セルゲイを使って核燃料棒を奪った息子を説得するが、説得に応じた直後に銃撃され、ファラドと仲間一味に核燃料棒を奪われてしまう。その報告を受けた大統領主席補佐官のワイスは、ウラジミールを殺したルネに責任を転嫁させようと画策する。そして、ルネは潜入時の失態について厳しい取り調べを受ける。