CTUはガスに汚染され、多数の死者を出した。ジャックらは限られた安全区域で身動きが取れずにいる。そんな中、警報が鳴り響く。ガスに酸が混合されており、安全区域の壁を腐食し始めたのだ。ガスが室内に侵入してくるまでに残された時間は最大で20分。ジャックらは辛く非情な決断を迫られる。一方CTUがこれ以上機能出来ないと判断したローガン大統領は、組織を再編し、国土安全保障省のカレン・ヘイズにCTUの指揮を執らせることを決断する。
ヘンダーソンに逃亡された一方で、CTUは新たな手掛かりを掴む。コレットという情報ブローカーとビエルコとの接点が浮上したのだ。ジャックとカーティスはこの女の滞在するホテルへ急行する。一方ローガン大統領は副大統領の提案通り、LA全域に外出禁止令を発令する。そして、アーロンはパーマー元大統領の弟ウェインから突然の電話を受け、人目につかない場所で隠密に会いたいと打診される。その切羽詰った様子からただ事ではない様子を感じ取るが......。
ジャックは、以前恋人だったオードリーがテロリストに協力していたことを信じられずにいる。テロの首謀者ビエルコは神経ガスをばら撒こうと企て、ガス会社へ向かう。そんな中、ウェイン・パーマーは、自分を殺害しようと追ってきた一団から何とか逃げる。
国務省から機密情報が流出し、スタッフの1人が辞職を迫られる状況に。エリザベスはある取引に夫を利用しようと考えるが、その内容を巡って夫婦の倫理観が激しく対立する。
オストロフ大統領の死を受けて新たな対ロシア政策が必要となったダルトン政権。強硬姿勢に転じてウクライナ紛争に介入すべきと言うクレイグと戦争を回避したいエリザベスはまたしても衝突し、彼女が大統領側近の地位を追われるのではとマイクBは懸念する。エリザベスはロシアとの関係改善を図るべく、ゴレフを新大統領に据えるためのプランを練るが…。ヘンリーはロシア政府の動向を探るため、ディミトリを大使館に送り込む。