ラシッド・サビトリ

モロッコ･カサブランカの市場に観光で立ち寄ったアメリカ人夫妻が誘拐される。犯人は72時間後までにビットコインで40万ドルを渡すよう要求。IRTは状況を見て少数グループの犯行とにらむ。やがて、過去にも近辺の国で類似した事件が3件発生していたことが判明するが、被害者はいずれも殺害されていた……。捜査が進む中、ある男の証言でサハラの遊牧民トゥアレグ族が容疑者として浮上する。

自分の命を狙っていたのがアリソンだと気づいたキャリーは、ソールの元を訪ねて調査の結果を報告する。信じられないというソールを説得しドイツ連邦情報局に協力を依頼。アリソンにワナを仕掛け監視するが怪しい動きは見られなかった。しびれを切らしたキャリーはアストリッドに頼み賭けに出る。過激派に拘束されたままのクインはトラックに積まれたタンクの中身がサリンの原料であることと自分が連れて来られた意図に気づく。

病院に収容されたクインは意識不明で危険な状態が続いていた。テロの犯行予告時間が近づき、ソールとキャリーはクインからテロの標的を聞きだそうと危険を承知で覚醒を試みる。アリソンは反逆罪の疑いをかけられたまま監視付きでテロの捜査に同行していたが、ロシアからそのテロに関係する指令を受け取る。一方、ローラは不当に連行されたマルワンを救おうとデューリングの命令を無視し、マスコミを使って強硬手段に出る。

メイドを監禁していたバーレーンの外交官が免責を主張し、エリザベスはバーレーンの王族と交渉する。鉄鋼労組の役員をしているヘンリーの父パットがマッコード家を訪れる。