レストランを経営するバネッサ。コロナウイルスの感染拡大と共に経営が困難になっていく。音楽家の夫は職を失い、大学生の息子も寮の閉鎖をきっかけに大学を中退。追い打ちをかけるようにバネッサの母親がコロナを発症し、面会できないまま病院で亡くなってしまう。店の立ち退きまで迫られたバネッサは追い詰められ不動産仲介業者を人質にとり、店に立てこもる。店の常連で偶然通りかかったオリビアが説得を試みる。