ラルフ・ロドリゲス

ハーマンは、裁判所でフレディについて証言をすることになり、彼の父親に呼ばれ、息子の悪事を許してほしいと頼まれ、どうすべきか悩む。竜巻の被災者が暮らす仮設の避難所が閉鎖の危機にあることを知ったケイシー小隊長は、議員のコリン･ベックスに頼まれ、寄付金集めの集会に出席し、そのスピーチで注目を浴びる。しかし、彼の望んでいたものとは異なる結果に終わる。ドーソンとブレットは、ボーデンにチリのミスについて話した影響を感じる。セブライドは、アレックス･ウォード捜査官の爆弾製造現場の捜索に協力する。一方、オーチスには、うれしいサプライズがある。

竜巻の恐怖が街を包み、ハーマンは竜巻の発生地域が自宅に近いことを知る。チリとブレットは、チリの重大なミスのため、要救助者の呼吸が止まり頭が真っ白になる。そしてブレットはチリの行動がおかしいことをボーデンに報告する。一方、オーチスはドーソンに、女性にもてるためにはどうすればいいかを相談する。セブライドは国土安全保障省のアレックス･ウォード捜査官に頼まれ、ある家の捜査を手伝う。

51分署の仲間の1人が刺され、署員たちは突然のことにショックを受ける。折しも、火災現場から自殺未遂の女性が見つかったが、ある疑問が浮かぶ。今回の物語は3部構成で、「シカゴ･メッド」へ引き継がれ、「シカゴ P.D.」で完結する。51分署の署員たちは、刺されて生死をさまよう同僚を心配しながら、シカゴ医療センターからの情報を待つ。クルースはシカゴ警察と協力してフレディの行方を追う。医師のチョイとハルステッドは容体に疑問がある自殺未遂者の処置に当たる。マウチはトルーディを驚かせ、ブレットとジミーは、言動がおかしいチリの心配をする。

チーフ･ボーデン は、隣に引っ越してきた女性との関係を疑われ、厳しい状況におかれる。ボーデンはその女性が自分をハメたと確信していた。パターソン中隊長に反抗的な態度をとったとして停職になったセブライドのもとに、思いがけなく父親が訪ねてくる。そして、父親からパターソンについての興味深い情報を得る。それは、今のパターソンの立場を揺るがしかねない情報だった。そんななか、シカゴ消防局のチャリティー･パーティーが開かれる。

チーフ･ボーデンは、セリーナの訴えが、証人としての自分の信頼を損なわせようとマドックスが仕組んだものだと確信し、マドックスに詰め寄る。セブライドは、マドックスの担当弁護士のジェイミーに助けを求め、パターソン中隊長は、ボーデンに署長としての能力を問いただす。一方ブレットとチリは、畑で意識のない男性を発見。やがて別の現場との関連が浮上する。オーチスはブレットにデートを申し込もうとするが思わぬ邪魔が入る。

チーフ･ボーデンは、新しい隣人に頼まれて手を貸すが、それが深刻な事態を招くことに。セブライドは出動中に逆らったことから、パターソン中隊長に候補生扱いされ、腹を立てていた。クルースに昔の知人が突然訪ねてくる。クルースの弟、リオンを知るフレディで、頼みがあると言う。一方、緊迫した現場に出動した署員たちは、お礼にラッシュのコンサートチケットをもらい、マウチとハーマンは大喜びする。