1年後。一家はスコットランドの親戚の屋敷に招かれ10日ほど過ごすことに。久々の家族旅行ということで出産を翌月に控えたメアリーも同行する。イーディスは、近くまで来ていた編集者のグレッグソンを招き、家族に紹介する。一方、ダウントンに残った使用人たちは、息抜きをしようと揃って地元の祭りに出かける。メイドの新人エドナは、ただ一人旅行に招かれなかったブランソンに好意を抱き…。
突然の悲報から6か月経ったある朝、伯爵夫妻宛の置手紙がみつかり、大騒ぎに。一方、メアリーは未だ悲嘆に暮れ、幼い息子ジョージの相手もせず周囲にも冷たい態度をとってしまう。心配したブランソンは、メアリーに屋敷の運営に参加させたらどうかと伯爵に持ちかける。編集者との関係を深めているイーディスは頻繁にロンドンに足を運ぶ。そんな折、村で求人を見てコーラ付きの侍女に応募してきたのは…。
毎年恒例のクリケット大会が近づくダウントン。ベイツの職場復帰と同時にトーマスに辞職を命じたカーソンだったが、試合に勝つことが最優先のロバートは、クリケットが得意なトーマスを屋敷に残すよう命じる。一方、バイオレットが預かっていた親戚の娘ローズがロンドンへ行くイーディスに同行する。マシューも加わり、3人でロザムンドの家に泊まることにしたが、彼女は黙って街に消えてしまい…。
マシューの弁護士事務所からメアリー宛にマシューの遺品が届く。ロバートが先に中身を確認すると、生前マシューが書いた手紙が。その内容に喜ぶバイオレットやブランソンだったが、一人浮かない顔をしていたロバートにメアリーは、父が一人でダウントンを掌握したいからだと理解する。一方階下では、仕事でミスをしたエドナがトーマスと手を組み、そのミスを逆手に取りアンナを陥れる。
心と身体に深い傷を負ったアンナはベイツを極端に避けるようになり、ベイツは自分に非があるのではと戸惑う。ブランソンはパーティーの晩のことで再びエドナの罠にかかりそうになる。すっかりメアリーに夢中のギリンガムは、ロンドンから帰宅するメアリーを追って同じ列車でダウントンへ。一方、同じくロンドンに来ていたイーディスは、間もなくドイツへ発つグレッグソンと会い…。