ローズの社交界デビューのため一同はロンドンへ。スイスで極秘出産したイーディスも帰国。アメリカから駆け付けたマーサとハロルドの周りでは、英米の使用人たちが習慣の違いから衝突。そんな中、ベイツのポケットから謎の切符が。無事に式典を終えたローズだったが、王室を巻き込むスキャンダルになり兼ねない手紙を紛失。その責任を感じたロバートは、王室の名誉を守るため一家総出でその手紙の奪還を試みる。一連の行事が終わる頃、イーディスはスイスに残してきた娘に関して、ある決断をする。
毎年恒例のクリケット大会が近づくダウントン。ベイツの職場復帰と同時にトーマスに辞職を命じたカーソンだったが、試合に勝つことが最優先のロバートは、クリケットが得意なトーマスを屋敷に残すよう命じる。一方、バイオレットが預かっていた親戚の娘ローズがロンドンへ行くイーディスに同行する。マシューも加わり、3人でロザムンドの家に泊まることにしたが、彼女は黙って街に消えてしまい…。
1年後。一家はスコットランドの親戚の屋敷に招かれ10日ほど過ごすことに。久々の家族旅行ということで出産を翌月に控えたメアリーも同行する。イーディスは、近くまで来ていた編集者のグレッグソンを招き、家族に紹介する。一方、ダウントンに残った使用人たちは、息抜きをしようと揃って地元の祭りに出かける。メイドの新人エドナは、ただ一人旅行に招かれなかったブランソンに好意を抱き…。
突然の悲報から6か月経ったある朝、伯爵夫妻宛の置手紙がみつかり、大騒ぎに。一方、メアリーは未だ悲嘆に暮れ、幼い息子ジョージの相手もせず周囲にも冷たい態度をとってしまう。心配したブランソンは、メアリーに屋敷の運営に参加させたらどうかと伯爵に持ちかける。編集者との関係を深めているイーディスは頻繁にロンドンに足を運ぶ。そんな折、村で求人を見てコーラ付きの侍女に応募してきたのは…。
ライチョウ狩りの季節。ローズの義父シンダビー卿が、ノーサンバーランドのブランキャスター城を借り、クローリー家を招待する。しかし、卿の執事のブランソンに対する無礼な態度を見かね、メアリーとトーマスはある策を講じる。ダウントンに残った使用人を束ねるカーソンは、ヒューズと共同で家を買う計画を立てるが…。