ロバート・アラン・ボイト

妻殺しの容疑がかかった元サッカー選手の裁判が始まり、ブレナンは陪審員の1人に選ばれる。ラボでは、海岸で発見された男の遺体の調査が行われ、被害者は、裁判で容疑者に不利な証言をする予定の証人だった。ブースたちは容疑者が口封じのために殺したのではないかと疑うが、裁判中で隔離されているブレナンにそれを伝えることができない。

ウイルス性の胃腸炎が大流行し、患者で溢れる病院でも、医師やスタッフが次々と体調不良に陥る。そんな中、重症複合型免疫不全症の少年ブレイデンが、感染が原因とみられるおでこの膿瘍で来院。しかし最初に診察をしたジャクソンも胃腸炎でダウンし、以前からブレイデンの主治医だったベイリーとエイプリルが引き継いでオペ室へと向かう。ところが、膿瘍が脳にも広がっていることが判明し、急遽デレクを呼び出すことに。その頃デレクは、世界中の科学者を前に行うスピーチの練習に没頭していたが、彼もまた胃腸炎に感染し…。

ロスはバルバドス島での古生物学会で基調講演をすることになり、みんなを招待する。バルバドス島では俳優である自分よりもロスの方が人々の注目を浴びて面白くないジョーイ。チャンドラーが誤ってパソコンからロスのスピーチ原稿を消してしまい、ロスは原稿を作り直すハメに。チャーリーが手伝うが、そのうちに仕事以外の面でも共通点が多く、一緒にいると楽しいことに気づく。

島にやってきて初めて天気に恵まれた日、みんなでロスの講演を聞きに出かける。そのスピーチに学者たちは熱狂的な大喝采。ロスはチャーリーに深く感謝し、2人はますますいい雰囲気に。白熱の卓球勝負を始めたモニカとマイクにチャンドラーは困惑。ジョーイとの交際に無理を感じたチャーリーはついに別れを切り出し、その後ロスに「好きになったみたい」だと気持ちを告げる。

以前ホレイショに逮捕され現在保釈中の男が、なんとかして息子を探しだしてほしいとホレイショのもとにやってくる。

モンクの最大の弱点は、言わずと知れた強迫神経症。今回はそれが事件解決の足かせに。法廷で敏腕弁護士に弱点を徹底的に突かれ、負けを喫するモンク。障害に打ち勝ち、正義を暴くことができるのか?