警視庁捜査一課9係シーズン5、エピソード10
高層の死角
以前、青柳(吹越満)が世話をしたことがある田宮が工事現場で転落死した。しかし、無銭飲食で捕まった過去から心を入れ替え、安全に人一倍気を遣って真面目に働いていた田宮が事故死するとは、青柳には信じられない。青柳は事故死と断定した検視官の溝口に抗議するが、根拠がなければ解剖は出来ないと突き放されてしまう。溝口と言えば、肩書きは警視。自らの出世を考える村瀬(津田寛治)が青柳を止めに入り、二人は激しく対立する。田宮が勤めていた久我土建が経営不振で苦しんでいることがわかった。田宮に保険金をかけて殺害したのではないか。青柳と矢沢(田口浩正)は久我社長から事情を聞くが、多額の保険金が支払われるケースは少ないことがわかる。しかし、久我社長と別の生命保険会社のつながりを見つけた青柳は…。そのころ溝口から食事に誘われた村瀬はお付き合い。溝口は9係の動きをリークするよう村瀬に要求。(C)テレビ朝日・東映