警視庁捜査一課9係シーズン5、エピソード5
殺人DJ
とある公園でイラストレーターを目指して勉強している専門学校生・明日香の変死体が発見された。青酸性の毒物をコーヒーなどに混ぜて飲まされたらしい。傍らに残されたバッグの中にはコミュニティFM局の周波数に合わせたラジオが。公園近くのビルにはそのFM局があり、青柳(吹越満)と同棲している妙子(遠藤久美子)のレギュラー番組が、毎晩深夜0時から放送されていた。事件とは関係はないとは思うが、青柳は何か引っかかる。倫太郎と直樹(井ノ原快彦)は明日香の部屋から妙子宛の大量のリクエストハガキを発見する。どうやら妙子の番組のヘビーリスナーだったようだ。ラジオ局で社長の藤並らに話を聞くと、ラビットというラジオネームでほぼ毎日リクエストハガキを送ってきていたとか。しかも深刻な悩みを相談してくることから、妙子も気にかけていたという。(C)テレビ朝日・東映