科捜研の女シーズン16、エピソード10
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早朝、京都市内の寺院の階段下で、近所に住む資産家・和田茂(小倉一郎)の死体が発見された。妻で医師の絵美子(濱田マリ)によると、和田は朝の散歩を日課としており、いつもと変わらず散歩に出たという。和田は重度の糖尿病を患っており、ペン型のインスリン注入器を携帯していたはずだったが、所持品の中にインスリンが見当たらなかったことから、散歩の途中に高血糖でこん睡状態となり、階段から転落したのではないかと思われた。しかし、榊マリコ(沢口靖子)は遺体の瞳孔が過度に拡大していることに違和感を抱き、逆に和田は低血糖状態にあったのではないかと考えはじめる。(C)テレビ朝日・東映