非番の日、天狗たちが住んでいる…と言われる高尾山を訪れた都市伝説オタクの美人刑事・音無月子 (長澤まさみ) と鑑識課員の勝浦洋人 (溝端淳平) は、そのまま近くの「天括村」へ。すると、何やらざわめくような声が聴こえてきた。その途端、何かに呼ばれたように月子が林の中へと突き進むと、ポツンと佇む男の子と、枝から首を吊って死んでいる男の姿が! どうやら、男の子は自分の名前すら思い出せない様子。しかも、その足元には黒い羽根…! それを見た月子は、男の子が記憶を消されたのだと確信する。
真一を引き留めるための嘘から三角関係に発展した真一とそと子とあかね。真一と隣人・粕谷一家の秘密を知った母・尚美はすっかり真一のマネージャー気取り、そこに、次郎とあかねと真一の関係を知らずに、今や大人気のトンネルマンが隣人の舎人真一なのでは?と疑う次郎の妻・佳子も加わり、物語はいよいよ佳境へ。。。