仕事で十条にやって来た井之頭五郎。耐え難い空腹に襲われ、あたりを歩き回るが、今日は何が食べたいのか、今一つピンとこない。やがて演芸場通り商店街、十条銀座商店街、十条中通り商店街、とまるで”十条の樹海”に迷い込んでしまう。そんな中、五郎は、なぜか赤提灯に吸い寄せられていく…。