警視庁捜査一課9係シーズン10、エピソード6
完全犯罪理論
警視総監の神田川(里見浩太朗)が倫太郎(渡瀬恒彦)を呼び出し、多大な功績を残した元警視総監の北田(津川雅彦)が大学学長辞任を表明したと告げた。北田の大学は法曹界に強く、元警視総監がその学長をつとめることは、警察が検察を押さえこむことも意味している。暗に説得を命じられた倫太郎は北田に会いに行くが、彼はなぜか憔悴しきっていた。その北田の大学の犯罪心理学の権威・宮崎教授が、青酸性毒物を摂取して死亡した。服毒自殺と思えたが、毒物を混入したと思われるコーヒーを入れたはずのカップが見当たらない。9係は他殺の線で捜査を始める。(C)テレビ朝日・東映