警視庁捜査一課9係シーズン4、エピソード6
殺人レシピ
バーやレストランを数多く経営している実業家・板東の刺殺体がとある公園で発見された。胸に刺さったままのナイフには、特殊なマークが、さらに遺体のポケットからクッキーが見つかった。直樹(井ノ原快彦)は、そのクッキーに心当たりがあり、倫太郎(渡瀬恒彦)を連れその店に向かった。結果、直樹の思った通りクッキーは、倫子(中越典子)が働いている店のものであった。板東は、女性を連れて店に来たが用意した席が気に入らないとさっさと帰ってしまったという。倫太郎は、厨房で凶器と同型のナイフを発見した。シェフの高木によると、フランスの老舗メーカーのチーズナイフだと言う。調べたところ、事件当日板東に連れられてきた女性編集者・夏美が凶器と同型のナイフを購入していたことが判明した。夏美は、事情聴取に黙秘、しかし、小さなナイフで女性が人を殺せるとは思えない。(C)テレビ朝日・東映