警視庁捜査一課9係シーズン5、エピソード7
聴かれた殺人
志保(羽田美智子)の高校時代の友人、理子の遺体が自宅で発見された。そばに七輪が置いてあり、換気扇と窓には目張りがしてあったことから自殺のように見える。しかし、死亡当日に理子と会う約束をしていた志保には理子が自殺したなどとはにわかに信じられない。遺体には引きずった跡もあり、他殺の可能性が高くなる。第一発見者である理子の夫・光太郎はテレビでも活躍する大学教授で、「ベストハズバンド賞」を受賞するほどの愛妻家。当日はゴルフの練習場へ行っており、夕方帰宅した際、妻の遺体を発見したという。そんな夫婦の部屋で青柳(吹越満)と矢沢(田口浩正)は盗聴器を発見。光太郎は心当たりなどないというが…。真澄(原沙知絵)の解剖結果から、理子は死ぬ30分ほど前にコーヒーと一緒に多量の睡眠薬を飲まされていたことがわかった。ということは顔見知りの人間が自殺を装い殺害した可能性が高い。(C)テレビ朝日・東映