ロマノはアンスポーがER臨時部長の職にほとほと手を焼いている事を知り、自分から希望して臨時部長に。ケリーは養父母が死亡したために、産みの親を見つける決心をして専門機関に調査を依頼する。副腎脳白質ジストロフィーで余命僅かなリッキーが、激痛に襲われて再来した。ロスはリッキーの母の希望を聞き入れるために…。
ベントンとコーデイの仲は相変わらず進まないようだ。エリスが代表を務めるシナージックスは、カウンティー病院とER管理契約寸前までこぎつけるが、エリスは契約を取るために自分を利用したとウィーバーに責められて弱り果てる。年配の女性ばかりを狙った凶悪レイプ犯人が遂に捕まった。犯人に撃たれた警備員は死亡するが、警官に撃たれて重傷を負った犯人は不本意ながらも治療に当たったカーターたちの努力で一命を取り留める。しかし正常な輸血を行わなかったカーターの処置にデル・アミコは疑問を持ち…。
プラット、チェン、エルジンが乗る車は、別の車のドライバーの怒りを買い、銃を突きつけられる。プラットはこの車を振り切ろうとカーチェイスを繰り広げるが、シカゴ川に転落してしまう。出産を間近に控えながら子供を失ったカーターと恋人のケムは、喪失感に苛まれ苦しむ。
3階の窓から転落した幼子が搬送される。スタッフは父親の家庭内暴力が原因と判断するが、やがて驚くべき真実が明らかになる。HIVポジティブ同士の臓器移植手術を担当したコーデイは、病院の倫理委員会の処分を待つことになり、ある決断を下す。
独立記念日もERは大忙し。HIVポジティブの患者が脳死状態に陥り、残された恋人は彼の臓器を同じくHIVポジティブである彼の友人に移植して欲しいとカーターに頼む。ウィーバーは、新しく外科医のドゥベンコを雇うが、そのことを知らされていなかったコーデイはこれに抗議する。