エミリーの乳兄弟イーライは、グレイソン夫妻が設立した“アマンダ・クラーク基金”の共同代表に選ばれる。そんな彼に不信感を拭えないエミリーだったが、ある日、彼の目的が2人にとっての養母メレディスへの“復讐”にあると聞かされる。しかもメレディスは、エミリーの父から届いた手紙を隠し持っているという。一方、パドマは拉致された父から「“キャリオン”を持ってきてくれ」とのメッセージを受け取り…。
グレイソン家ではハロウィーン恒例の“仮面舞踏会”が開催されようとしていた。刑務所にいるメイソンからヴィクトリアの新たな秘密を知ったエミリーは、真相を暴こうと次々に罠を仕掛け彼女を追いつめていく。1973年消印の手紙、黒いバラの花束…謎のメッセージと不気味な贈り物に怯えるヴィクトリアは、とうとう隠していた過去をコンラッドに告白してしまう。
カーペットに死体を包むコンラッドとダニエル。変装し車で出かけるヴィクトリア…。グレイソン家では、ヘレン殺害の隠ぺい工作が行われていた。翌朝、コンラッドから「今回の後始末はアマンダに押し付けよう」と提案されたヴィクトリアは、彼女をアメリコン・イニシアティブに差し出す策を練り始める。そんな中、アマンダはジャックと船でハネムーンに旅立つ。
アマンダの死に動揺を隠せないエミリーは、グレイソン家が黒幕と疑わず、更なる“復讐”を下そうと動き出していた。その矢先、ヘレンがいなくなったことを知った彼女は、エイダンにアメリコン・イニシアティブを調べるよう指示。一方、グレイソン家にはヘレンの代理と名乗るトラスクという男が現れる。彼はヘレンの行方を捜索しているばかりか、アマンダの調査にも乗り出していた。
ある実験の成功でチャーリーは知能が向上。バーから離れてしまう。他のメンバーたちは、長い間バーを支えてきた“チャーリーの仕事”をこなすのに苦労することになる。