Fletcher Donovan

第4話: 崩壊した建物で、人々の捜索と救助を行う隊員たち。地区長のシャロンは、苦しい決断を迫られる。

刑事から海上部隊に異動になったコール・エリスは、銀行で窃盗を働いた詐欺師のマックス・ミッチェルを署に連行するよう呼び出される。署では無限泥棒と呼ばれる連続窃盗犯を逮捕すべく大わらわだった。その晩、マックスは留置場からエリスに電話で無限泥棒が次に狙う場所を推測してみせる。警視総監はマックスの特殊能力を認め、彼女に事件解決への協力を命じる。エリスは彼女をバディとして捜査を始めることに……。

上司の命令により、マックスとエリスは市民に対し防犯講座を開いていた。すると、マンションの住人から隣の部屋に幽霊がいると相談を受ける。２人が確かめに行くと、部屋ではロボット掃除機が動き回り、住人のジェイク・ボシェップが遺体で見つかる。すご腕のスポーツ・エージェントだった彼は、格闘家やバスケットボール選手など多くの顧客を抱えていた。マックスが変装してジェイクのアシスタントに話を聞くと……。

突然現われたマックスの夫オリヴィエにエリスは戸惑いを隠せない。彼はオリヴィエの写真を隠し撮りしてレイチェルに身元確認を頼むと、オリヴィエが国際手配の大泥棒「ファントム」だと判明する。マックスは、かつて自分が盗むのに失敗した富豪ジェレマイア・グレイヴスが持つインペリアル・エッグを盗み出す仕事をオリヴィエに持ち掛ける一方で、ルッソ警視総監とリーを呼び出し、オリヴィエの逮捕協力を申し出る……。

射殺されたサーファー、コアの遺体がビーチで発見される。シモンズが聞き込みをするも警官嫌いのサーファー仲間たちの協力は得られない。そこへ機転を利かせたエリスがサーフボードを持って現われ波に乗り始める。リーダー、チリの信頼を得たエリスはグループに潜入することに成功。そして彼らが麻薬取引をする現場を確認する。マックスはチリが訪れたモーテルを張り込み……。

ヴァンパイアドラマ「デッド・オブ・ナイト」の人気俳優、シャーリーン、インディアナ、マット、クリスティンの４人、通称コアフォーに殺害予告の脅迫状が届く。８シーズン続いたドラマの最終話の撮影をどうしても終了させたいエグゼクティブ・プロデューサーのウェンディは、マックスとエリスに協力を仰ぐ。しかし俳優の腕が焼けるなど、脅迫状の内容通りに犯行が進み……。