ベストセラー作家のキャシー・ライクスをモデルにした、女性法医人類学者が難解な殺人事件に挑む物語。
ブレナンとアンジェラはダンスクラブの乱闘に巻き込まれる。その際、ブレナンが蹴飛ばした人物が壁に激突。崩れた壁の中からミイラ化した死体とメタンフェタミンが発見される。
ラスベガスのカジノ王、ダニエル・ソーンの妻がホテルのエレベーター内で死亡。たまたま同僚の独身お別れ会で同ホテルに来ていたストットルマイヤー警部は、泥酔して電話をかけ「殺人の証拠がある」とモンクを呼び寄せる。だが駆けつけたモンクに対し、まったく覚えていないと告げる警部。
ボクサーがタイトルマッチの直前に控え室から姿を消した。自ら失踪する可能性は低く、事件性をにらんで捜索を開始。そして捜索班は、腐敗したプロモーターやマネージャーからなるボクシング界の裏の顔を知る。
1998年、ビジネスで大成功を収めたジェイ・ドラットンは、悪性脳腫瘍で余命3ヵ月を宣告され、2ヵ月後にホスピスで息を引き取る。だが、安楽死の疑いが浮上し、捜査が開始される。死の床には、妻の名とは違う“ルイーズ”と書かれた謎のメモが残されていた。