Mark Campbell

ドレイファスはついに四騎士をそろえ大統領の襲撃に向かう。イカボッドたちは不死身のドレイファスを倒す方法はないか、悪魔であるジョーブに助言を求める。すると地獄の底へ行き、ドレイファスと契約を交わしたサタンと会うことを提案される。生きて戻れる保証はないがイカボッドとララは地獄へ向かうことを決意する。

イカボッドは夢の中である少女の姿を見る。その人物は次の証人を捜す手がかりになりそうだ。一方、ある沼地で奇妙な女の遺体が発見される。若い女だがカメラで撮るとなぜかそこには老婆の姿が映る。困惑するダイアナに、イカボッドはこれは魔女の魔術によるものだと説明する。遠い昔、彼はこの魔女に会ったことがあるのだ。

パンドラの箱を修復させたアビーとイカボッドは、元の世界に戻り、パンドラに箱を渡そうとする。だが彼女は神に連れ去られていた。何とか牢獄に囚われていたパンドラを探し出したアビーとイカボッドは、彼女に箱を渡すが、途中で閉じられてしまう。箱には必要なある“要素”が足りていないのだった。そしてその要素とは、イカボッドたちにとって何よりも大切なものだった…。

裁判所で判事が変死する事件が起こる。判事は普段は穏やかな人柄であったが、なぜか死の直前に正気を失っていた。偶然、事件現場に居合わせたイカボッドはそこでハチの群れを目撃する。その後、ある主婦も同様の症状で死亡する。アビーはダニーと共に捜査へ行こうと車に乗るが、ダニーの運転が異常に荒いことに気づく。よく見るとダニーの首筋には判事たちと同じようにハチに刺された痕が…。

砂時計の砂が落ちきるまであと8時間しかなかった。時間がくれば、神は人類を滅亡させるための全能の力を得てしまう。それを防ぐためにアビーとイカボッドはカタコンベへ向かい、パンドラの箱を修復させようと奔走する。一方、こちらの世界に残ったジェニーたちは、彼らが戻るまでの間、少しでも時間稼ぎをしようとパンドラの指示に従って神の妨害をするのだが…。

パンドラにジェニーを奪われたアビーたちは後を追いかけるが、そこでミイラのような姿をした者を目撃する。なんとそれは、パンドラが蘇らせた古代の神であった…。ジェニーを救うためには彼女の体内に取り込まれた謎の力を体から取り出さなければならない。文献によるとその力を抜き取ることができる杖があるらしい。イカボッドは、かつてポール･リビアがその杖に大きく関わっていたことを知る。