市長の指示によりリンチ警部補がS.W.A.T.の部門評価に来る。そんな中、元カルト教団のリーダーが、収容されていた病院から脱走するという事件が発生し、ホンドーたちが捜索に乗り出す。脱走したリーダー、ルース・ピアソンはその昔、夫と共にカルト教団を結成したが、9年前に集団自殺を図った末に夫は死亡し、ルースは逮捕されて病院に収容されていたのだった。一方、ルカはグアテマラ料理の屋台を出すという事業計画を立て、チームのメンバーたちに一口5,000ドルの投資を持ちかける。
東欧から連れてきた未成年の少女たちを人身売買しているハンガリー人ギャング「バル・ケズ」。その組織に潜入していた女性警官エヴァは、ギャングのリーダー、ヴァルガにライターに見せかけたレコーダーを持っていることがバレてしまい、どこかへ連れ去られる。S.W.A.T.チームは潜入捜査を指揮する組織犯罪課のシコーラと共に、エヴァの捜索に当たることになる。ホンドーたちはまず、ヴァルガが最後に電話をかけたバーへ向かう。
マスクを被った5人組の強盗がカジノを襲撃。リーダー格の男が逮捕され事件は解決したかに思われた直後、同じマスク姿の5人組が別のカジノを襲ったと知らせが入る。その後、同様の手口で何組ものグループが連続してカジノを襲っていることが判明。ホンドーらはカジノ強盗の指令を出している黒幕がいると考える。そんな中、ストリートはヘロインを奪おうとした2人を片づけたことと引き換えに、ネイトに手を引かせるようノーランに要求。
とある立てこもり事件が発生し、人質に取られた男タイファが、元ソマリア軍閥指導者エイデン・サイードであることが判明した。ハーグにある国際刑事裁判所から担当者がサイードの身柄を引き取りに来るが、空港へ向かおうと市警本部を出た直後、何者かに狙撃され本部に引き返す。ホンドーとタンはサイードが出国するまで身辺警護に当たることになるが、海兵隊時代にソマリアで戦闘経験のあるホンドーはサイードへ嫌悪感をむき出しにする。
コンクリートや鉄を切断できる酸素ランスという特殊な装置が盗み出される事件が発生。犯行グループは赤いトラックで逃走し、ロサンゼルス市警の追跡ヘリはトラックがモールの駐車場に入るのを確認する。ディーコンたちが踏み込もうとするが、中に赤いトラックがないことが分かり…。そんな中、クリスはルームメイトのキラやタイとの恋愛関係がうまくいかずに思い悩んでいた。