#14 100日目の試練
きょうは「私服勤務の日」だ。新人らが百シフト目を迎えるこの日、これまでの習熟度を測るため指導巡査らはオブザーバーとして私服で同行し、すべての判断を新人に委ね、その結果を厳しく評価するのだ。この日に脱落していく新人が多いと聞き、ノーランら新人3人は緊張の面持ちで臨む。 同じ日、家宅捜索の折に重症を負ったウルフ刑事が復帰した。パートナーのヴェストリを失い暗い表情のウルフを、同じ現場で一部始終を目撃したタリアが気遣う。 ノーランは刑事になりたいという夢を抱き張り切る。まずは暴行事件の現場に駆け付け被疑者2人を取り押さえるが、そのうち1人を取り逃がすという失態を演じる。その後ナンバープレートの照会で手配中の武器密売人がモーテルに潜伏していることがわかり、勇んで捜索するがそれも空振りに終わる。午後には同じモーテルにいたリンがDV常習者の夫に誘拐される事件が起きる。ノーランはタリアと協力してリンを救出する。 ルーシーは性犯罪常習者を捕まえるが、重要な証拠であるバンを押収するのを忘れティムから叱責される。その後犬の吠え声がうるさいとの苦情を受け飼い主ロドニーの家を訪ねるが、ロドニーの傲慢な態度を見てルーシーはつい脅し文句を口にする。そのことでロドニーがLAPDに苦情を申し立てたことから事は大きくなりルーシーの進退問題へと発展する。ティムがロドニーを懐柔しようとするが失敗。だがロドニーの車庫に付いた血痕を不審に思ったルーシーが強引に捜索し、隣人の死体を発見する。そのおかげでルーシーは処分を受けずに済む。 ジャクソンは父親の記録を破る気満々だが、パトカーが故障してしまい出鼻をくじかれる。その後はウルフから殺人事件の証拠品の目録作りを命じられ不満は募るばかり。だがその事件の被害者の妻からの頼みに応えたことでひと回り成長する。