シアトル近くのデルリッジで2組のカップルが射殺された。BAUが現地に向かう途中、さらに別のカップルが殺害された。捜査を進めるうち、被害者たちは最近、臨時で里親を引き受けていたことが判明した。その直後に、ひとり暮らしの女性が射殺されるが、彼女も里子の臨時預かり先になっていたことがわかる。犯人のプロファイルは母性欲求で動く40代前後の白人女性で、地元の里親制度の情報が手に入る人物とされたが、連続殺人の裏側には許されざるもう一つの罪が隠されていた。
特別捜査官オールデン・パーカーは前シーズンに続き元妻ヴィヴィアンと逃走中。チームはパーカーの濡れ衣を晴らそうと、彼に恨みを抱く人物を探す。世界的な軍事演習の準備のためにレオン・ヴァンス局長に会いにハワイからDCを訪れていた特別捜査官ジェーン・テナントとITスペシャリストのアーニー・マリクの助けを借り、チームは第一容疑者であるレイヴンの行方を追う。
ホテル王ヴィクター・バロン主催の権威あるミスコン“バロンの美人コンテスト”のリハーサル中に、女性の変死体が発見された。被害者はイリノイ州出身の出場者、アンバー・ミドルベリー。コンテストの“たすき”で首を絞められていた彼女は、照明の上に寝かせられていた。関係者に聞き込みをすると、事件当夜アンバーは楽屋で男性と激しい口論をしていたという。そして彼女のバイオリンケースからは秘密の写真が見つかり、ベケットたちは撮影した写真家を探っていく。
パーカーに殺人の疑いがかけられると、チームはそれぞれのキャリアと人生を懸けて、真相解明のために時間を稼ぐ。シーズン19最終話。
ステフとリーナがキャリーとマリアナの新しい住み家を初めて訪れる。初めは誰もがよそ行きの態度を取っていたが、秘密が明らかになるにつれ、母親が必要であることを思い知らされる。デニスは驚くべき過去をさらけ出し、キャリーとマリアナは和やかな雰囲気を保つのに苦労する。