Tetsuya Yanagihara

話: 「M-1グランプリ2019」は、令和最初の漫才頂上決戦として開催されました。人生一発逆転の漫才ドリームを目指し、史上最多の5040組がエントリーしました。決勝戦には、準決勝を勝ち上がったからし蓮根、ミルクボーイ、ぺこぱ、オズワルド、すゑひろがりず、ニューヨーク、インディアンス、見取り図、かまいたちの9組と、敗者復活戦を制した和牛を加えた10組が出場しました。初進出が7組と例年以上に顔ぶれが変化した大会となりました。熱き魂を爆発させ、壮絶な漫才バトルが繰り広げられ、各組の個性が光る漫才で観る者を楽しませ、感動させる一方で、厳しい競争の中での涙も見せました。最終的にミルクボーイが第15代王者となりました。

話: 『M-1グランプリ2018』は、吉本興業と朝日放送テレビが主催する漫才コンクール「M-1グランプリ」の第14回大会です。2018年12月2日に決勝戦が生放送され、平成最後のM-1グランプリとして開催されました。プロアマ問わず4640組がエントリーし、人生一発逆転のチャンスを掴むため、各芸人が個性と技を競い合う熱い戦いが繰り広げられました。決勝戦には、準決勝を勝ち上がった9組と敗者復活戦を制した1組の計10組が出場し、霜降り明星が優勝を果たし、第14代王者となりました。霜降り明星は史上最年少での優勝となり、大きな話題を呼びました。

話: 「M-1グランプリ2007」は、日本一面白い漫才師を決める大会で、名誉と賞金1千万円をかけて争われます。2007年大会には4239組がエントリーし、プロアマ問わず漫才日本一の称号を目指して予選に挑みました。この年は敗者復活からの劇的な優勝が起こるドラマティックな年となり、初の女性審査員として上沼恵美子が加わりました。決勝戦では、敗者復活を勝ち上がったサンドウィッチマンが史上初の敗者復活からの優勝を成し遂げました。

話: 「M-1グランプリ2021」は、人生一発逆転の漫才ドリームを描く頂上決戦です。史上最多となる6017組が集結し、爆笑と感動に包まれた舞台が繰り広げられました。初出場のもも、真空ジェシカ、モグライダー、ランジャタイ、ロングコートダディ、そして敗者復活から勝ち上がったハライチらが激突しました。日本中を笑わせたいと集まったM-1戦士たち、もも、真空ジェシカ、モグライダー、オズワルド、ランジャタイ、インディアンス、ゆにばーす、錦鯉、ロングコートダディというカラフルなファイナリスト9組に、敗者復活組のハライチを加えた決勝戦は大熱闘となりました。

話: 「M-1グランプリ2008」は、若手漫才師の登竜門である「M-1グランプリ」の第8回大会で、過去最多の4489組が参加し、優勝賞金1000万円を争いました。この大会は、M-1常連組に加え、新興勢力の台頭が大きな話題となり、ダイアン、笑い飯、モンスターエンジン、ナイツ、U字工事、ザ・パンチ、NON STYLE、キングコング、そして敗者復活戦から勝ち上がったオードリーら実力派たちが熱い戦いを繰り広げました。決勝戦は2008年12月21日に東京・六本木のテレビ朝日で行われ、NON STYLEが優勝を飾りました。この年は、過去最高レベルの大会と評され、多くのドラマが生まれました。

話: 「M-1グランプリ2020」は、吉本興業と朝日放送テレビが主催する漫才コンクール「M-1グランプリ」の第16回大会です。2020年12月20日に決勝戦が開催され、ABCテレビ・テレビ朝日系列にて生放送されました。大会スローガンは「漫才は止まらない」で、新型コロナウイルス感染症の影響により開催が危ぶまれましたが、慎重な対策と大会形式の変更を以て無事開催されました。この大会では、史上最多となる5081組がエントリーし、マヂカルラブリーが優勝しました。マヂカルラブリーの野田クリスタルは、同年の「R-1ぐらんぷり2020」でも優勝しており、二冠を達成しました。