BULL/ブルシーズン2、エピソード20
僕の正義
小説家の卵であるケイトは、大学教授の夫ブライアンのDVに耐えかねてブライアンが就寝中に背後から撃って殺害。サバイバー支援団体のマリアンからコンサルを依頼されたブルは、ケイトが妊娠していることを知って彼女が赤ん坊を守るために夫を殺したと悟る。姉を夫によるDVで亡くしていたブルはケイトに大いに同情し、ハナから無罪評決を諦めて減刑狙いでいた国選弁護人をクビにすると、第1級殺人で有罪か無罪か、それに絞って争うことに決める。つまり終身刑か釈放か、それ以外の選択肢はないということだ。本件では寝ている相手を背後から撃ったため正当防衛を主張するのが極めて難しい。陪審には危険を察知したときに直感に従うタイプを選ぶが、証拠に乏しい中で陪審の支持を得るのはベニーの弁舌をもってしても至難の業だった。