元動物行動学の准教授“藍野所長 (山崎育三郎)”は、なんでもすぐに動物や昆虫にたとえ、依頼者に対しても歯に衣着せぬ物言いで失礼千万、「愛ほど邪 (よこしま) な感情はありません」が口癖という、超個性的でぶっとんだキャラクター。さらに悩める男女の結婚を演出するにあたり、得意な歌とダンスを披露。「Congratulations」と「あいのデータ」という楽曲で、唐突ながらも華麗に“出会いと結婚”を盛り上げてくれます。
エピソード1
CASE1 結婚サギ!? エリート証券マン×土地持ち美女!!
元動物行動学の准教授・藍野真伍 (山崎育三郎) が所長を務める「あいの結婚相談所」。「成婚率100%! 理想の相手が必ず見つかる!」がうたい文句だが、入会金は200万円。理想の相手と必ず結婚できるのなら200万円の価値もあるのだが…。相談にやってきた会社社長の里子 (小沢真珠) は「この世に100%なんてあるわけない!」と藍野所長にかみついている。とはいえ、藍野に「一生独身でいいんですか?」と言われ、里子は渋々200万円を支払い結婚相談所を後にする。
エピソード2
CASE2 運命の人はストーカー男!?
今回の相談者は、自宅マンションで託児所を経営する有希 (釈由美子)。ストーカー被害に悩まされており、「私を守ってくれる人」がお相手に求める条件だという。藍野 (山崎育三郎) は、無事にお見合いを進めるため、シスター・エリザベス (高梨臨) に有希を守るよう指示。さらには、真壁 (中尾暢樹) と麻理子 (山賀琴子) に、有希のマンションを監視するよう命じる。すると、数名の“ストーカー容疑者”が浮かび上がり…!? 一方、藍野は奥崎 (柏原収史) という男性を有希に紹介するが、実は奥崎は有希が託児所を始めるときに物件を紹介した不動産会社の男性だった。パソコンを使ってのお見合いをスタート、いい雰囲気になるのだが…。
エピソード3
CASE3 毒舌 元アイドルの壮絶人生!!
元アイドルで女優の祥子 (内山理名) が「あいの結婚相談所」にクレームをつけにやってきた。数年前に離婚した元夫からモラハラ被害を訴えられ、テレビでは毒舌を吐きまくるお騒がせ女優の祥子。実母の通夜にこっそり参列したところを、なぜか突然現れたシスター・エリザベス (高梨臨) に相談所への無料登録を勧められ大騒ぎに。その一部始終を週刊誌に記事を書かれ怒りが爆発したのだった。それでも今回は特別に入会金0円でぴったりのお相手を見つけると余裕しゃくしゃくの藍野 (山崎育三郎)。祥子は「上等じゃないの」と半ば挑戦するかのように再婚相手を探すよう依頼する。
エピソード4
CASE4 修羅場の女子マラソン! 花嫁ランナーVS悪女
相談所で藍野 (山崎育三郎) に妖しく言い寄る見知らぬ美女をこっそり目撃してしまったシスター・エリザベス (高梨臨)。モヤモヤを抱えたまま、藍野とともに、路子 (谷村美月) と美濃 (大東駿介) の教会の下見に立ち合う。今回はジムのイケメンインストラクターの美濃がお相手探しを依頼。藍野が選んだ信用金庫に勤務するマラソンランナーの路子との結婚を決めていた。ところが数日後、路子は美濃から婚約を解消したいと言われたとやってくる。シスターは美濃に直接事情を聞くが、美濃は「こちらの問題なんです」と言うだけで埒が明かない。一方、信用金庫の路子のもとには路子を誹謗中傷する手紙が何通も舞い込み…。
エピソード5
CASE5 婚活荒らし登場!衝撃の結末!
イケメン僧侶の磯山 (石黒英雄) が相談にやってきた。磯山は僧侶とは言うものの、寺に属しておらず、仕事があるときだけ葬儀などに派遣される“マンション僧侶”。そんな磯山が藍野 (山崎育三郎) に示した条件は…!? 藍野がお見合い相手に選んだのは、別の婚活サイトに登録中の亜美 (中村静香)。しかし、亜美は次から次へと“恋愛弱者”の男性たちを手玉にとり金品を巻き上げる“婚活荒らし”だった。亜美にかかれば、磯山も“新たな獲物”。心の中で「(僧侶なら) 稼いでいるはず」とほくそ笑む。
エピソード6
LAST CASE 花嫁逃亡!? 愛 の結末!!
大企業「澤峰フーズ」の社長令嬢・香奈 (黒川智花) は、「あいの結婚相談所」に来るなり「私、結婚したくないんです!」と、藍野 (山崎育三郎) に訴える。驚く面々が訳を聞くと、会社の経営を立て直そうと、母のあかり (山村紅葉) が一流ホテルの御曹司・児島 (陳内将) との縁談を強引に進めているという。政略結婚などしたくない、という香奈は「安定した職業」、「尊敬できる人」という条件を藍野に提示、お相手探しを依頼する。
山崎育三郎
高梨臨
星野和成
小松隆志
竹園元