亡き妻の日記と短歌を頼りに、青春時代の恋を追想する物語。いちずに人を愛した女性と、不器用な男性の昭和のラブストーリーを、実在の手記をもとにドラマ化。(C)NHK/テレコムスタッフ
エピソード1
あの胸が岬のように遠かった~河野裕子と生きた青春~
最愛の妻が亡くなったあと、若いころにつづられた日記が押し入れから見つかった。そこには二人の男性の間で揺れ動く切ない恋心が、数々の短歌とともに瑞々(みずみず)しい筆致でつづられていた。夫は日記を頼りに、青春の日々を追想する心の旅に出る-。日本を代表する高名な歌人のひとり、永田和宏さん(74)がつづった実在の手記をもとに、不器用な男性と、いちずに人を愛した女性の青春を描くラブストーリー。[FICT](C)NHK/テレコムスタッフ