年に一度の八百万の神々が集まる神フェスに、お尻の神様「ももじりぞく」がやってきた!ところが、無名で信仰者のいないももじりぞくは「インディーズ神」扱いで門前払い。ひどい「神」差別だ!
なんとか信仰者を集めて、メジャーな神様になろうと決心するももじりぞく。人々の悩みを解決して信者を集めようと、まずは近所に住む小学生の悩みを聞くことにしたのだが、これがとんでもない現代っ子!
ある日、桃尻神社に古びた日本人形が捨てられていた。どう見ても呪いの人形であるが、こういうのを持ち込まれるのが一番困るのである。普通に怖いよ!あれでしょ?瞬きしたり血の涙を流したり髪が伸びたりするやつでしょ?いやだなあ…。
今日は週に一度の買い出しの日♪近く(と言っても徒歩45分)のコンビニでスルメを買うんです。入り口付近にヤンキーたちがたむろしてるけど、今となっては古き良き日本の風景ですよ。え?営業に差し障るから何とかしてほしい?いやーそういうのは地元の交番にでも…。あ、目が合った。いや、メンチきってないよ!あぁ、もう、めんどうだなあ。
僕らのアイドル”おしりちゃん”、何て理想的なお尻の持ち主なんだ!まさに神ってる!そんなあなたがこんな場末の神社に何の用があるのです?そのお尻さえあれば、世界中の人たちを幸せにできるじゃないですか。そう、あなたは選ばれた人なんだから。
矢文。それは戦時下に力を発揮するコミュニケーション方法で、離れた見方に危険を避けつつ伝令を送ったり、相手に威嚇を与えることができる手段。決して恋文を送るものではない。だからね、えび子さん。ラブレターなら普通に送ってね、怖いよ?いくらあなたのおじいちゃんがメジャー中のメジャー神「神セブン」のひとり「恵比寿さま」だったとしても。