酒場という聖地へ。酒を求め、さかなを求めさまよう・・・。お酒大好きな女性たちが、東京下町を中心に大衆酒場を巡る人気番組。個性的な店主や常連客との触れ合い、おいしいお酒やさまざまなさかなに舌鼓。女性1人ではなかなか入りづらいお店でも、入ればそこには暖かい人情があふれる大人のパラダイスが。自宅でお酒を傾けながら、ゆったり楽しめる番組。
エピソード1
#191 市川 やきとり鳥春 万波奈穂
市川で焼き鳥といえば「鳥春」。市川市の花火大会の日には2000本も売れるという市川の名物だ。鳥春は家族4人で営むアットホームな場所で、毎夜常連客でにぎわっている。自慢の焼き鳥は大ぶりかつ繊細な味。創業以来守り続ける、継ぎ足されてきたタレが味の決め手だ。炒め物や揚げ物などのメニューも豊富で、日によって違う裏メニューもあるとのこと。
エピソード2
#192 中野坂上 大宝城 寺澤ひろみ
中野坂上駅より10分ほどの住宅街に佇む「大宝城」は、岩手出身のマスターと沖縄出身のママが営む家庭的な酒場。大宝城(おおぼうき)とは岩手の地名のことだという。刺身や煮物など家庭的なメニューが豊富だが、カツカレーや生姜焼きなどのランチメニューも、夜でも注文が可能。洋食店で修行したマスターのオムライスはボリュームと味、共に圧巻。
エピソード3
#193 高円寺 きよ香 寺澤ひろみ
沖縄居酒屋ブームの火付け役「抱瓶」の本店。創業者の淳子ママが昭和37年におにぎりとちゃんこ鍋の店として創業。その後、初心に返るつもりで沖縄料理店として再出発、現在に至っている。沖縄に関心のある文化人のたまり場であった「きよ香」は第二の学校と語っていた通り、ママにとって離れた故郷を考える場所になったという。遠く離れた場所でもここだけは沖縄にいる気分を思う存分味わえる酒場。
エピソード4
#194 町屋 栃木屋 倉本康子
町屋で昭和47年に創業した大衆酒場「栃木屋」。もともとは栃木で酒屋をやっていたのが屋号の由来。常時50種類にも及ぶメニューは迷うものばかりで、刺身だけでなく、焼き物、揚げ物、煮物と目移りする。もつ煮込みをはじめ、メニューのほとんどが500円以下という値段もうれしい。ムサシジョッキでいただく生ビール片手に、至福の時間を味わうことができる。飲み物メニューのスペシャルは、生レモンを絞ったレモンハイ。
エピソード5
#195 荒川区役所前 モリタヤ酒店 倉本康子
都電荒川線の荒川区役所前駅から徒歩7~8分、静かな住宅街にぽつんとある「モリタヤ酒店」は、大正14年に創業した老舗酒屋。日本名門酒会に属し、全国の銘酒を専門に取りそろえている。その一角が酒を飲める、いわゆる"角打ち"になっている。日本酒はもちろん生ビールもいただける。つまみは、店内の缶詰など。2階もあり、そこにはいろりや食器がそろった台所もある。
エピソード6
#196 横浜 焼鳥 お加代 万波奈穂
横浜駅西口駅近く、通称「狸小路」という小さな飲み屋街の中程にある「お加代」は、開店からにぎわう老舗の焼き鳥店。創業50年以上の伝統の焼き鳥はもちろん、油揚げにササミを入れた「あげまき」や「香草ラム焼」など変わり種のメニューも人気。明るくにぎやかな2代目は、日本のフライフィッシングの第一人者でもある。