It's Okay To Be Sensitive

大学の経済学部に入学した新入生のシネ。同期のイェジ、チェア、ジホ、ドファンと一緒に、とあるサークルの飲み会に参加する。そのサークルにはイケメンで性格もいいことで評判の先輩ヨンソクが所属していた。飲み会でヨンソクの隣に座ったシネは自分がそんな先輩から興味を持たれていることをうれしく思う。一方そんなシネとヨンソク2人の様子を不満げに見ているドファン。飲み会定番のゲームが繰り広げられ、盛り上がっていくサークルのメンバーたち。だが時間が経つにつれ、シネはヨンソクのスキンシップがエスカレートしていくように感じ始め…。

授業中にグループチャットを楽しむ男子学生たち。そのグループは経営学科のサッカー好き男子学生たちで構成されていた。シネはそのグループチャットで自身の体や顔について彼らがあれこれ評価しながら楽しんでいることに気づき、腹を立てる。そのグループにドファンも入っていることを知ってショックを受けたシネは、話しかけようとするドファンにも冷たく当たってしまう。他人にさほど興味を持たないドファンだったが、シネのことはなぜか気になっていた。チェアはシネが落ち込まないように励まし、とある行動に出る。それが男子学生たちの反感を買うことになり…。

いつもの格好とは違い、とびきりおしゃれをしたシネとキャンパス内で鉢合わせたドファン。シネのかわいさに内心ドキドキしながらも、シネがチェアとクラブに遊びに行くと聞いて動揺する。その後ドファンはジホとゲームを楽しむが、シネのことが心配でゲームに集中できない。クラブでは男性が女性の体を平気で触るというジホの話を聞き、いても立ってもいられなくなったドファンは突然立ち上がり、ジホを連れてどこかへ向かうが…。一方初めてのクラブに緊張しながらも徐々に楽しみ始めるシネだったが、ふと1人になった時に見知らぬ男性が近寄ってきて…。

大学前のコンビニで夜間バイトを始めることになったシネ。学生が多い場所とはいえ繁華街の中に位置しているため、チェアとドファンがやってきてシネを心配する。だがシネ本人は特に気にする様子もなく仕事を始めるのだが、夜間のコンビニには実にさまざまな客がやってきて、変な人間がどれだけ多いかを実感していくことになる。そんなある日、シネを飲みに誘ったり手を触ったりしながらしつこく近づいてくる男性客が現れる。シフトが終わる時間になっても帰らない男性客の姿を見て、どうしたらいいのか途方に暮れるシネだったが、その時コンビニのドアが開き…。

イェジは大学内で優しくイケメンで有名な先輩と付き合っている。シネは日頃からそんなイェジをうらやましく思っていた。ところがある日、シネとチェアはそんなイェジに悩みを打ち明けられる。その前日にイェジとセックスしている様子を先輩が自分のスマホで撮影したというのだ。それを聞いて先輩の心理がさっぱり理解できないシネとチェアは、万が一動画が流出したら大変なことになるからと、先輩に撮影はしたくないときちんと断るように忠告するが、気の弱いイェジは先輩に嫌われてしまうのではと言ってためらう。そんな中イェジのスマホが鳴り、電話に出てみると…。

普段からメイクどころか眉の手入れもせず、いわゆる女性らしいとされる服装をしないチェア。付き合うことになったジホに小学校から仲のよい友達2人を紹介されることになり、約束の場所に向かう。すっぴんのチェアを見るなり、女はメイクをすればキレイになると言うジホの友達にカチンときたチェアは、女だからという理由だけでメイクをしなければならないのかと聞き返す。話は徐々にフェミニズムの話題に発展していき、ジホの友達とチェアの間に修復しがたい溝ができてしまい、その場の雰囲気は最悪になる。ジホはチェアに対してつい怒鳴ってしまうが、そんなジホの様子を見てチェアはある決心をする。