CMディレクターとして働く29歳の平野隆之介(竹野内豊)は、真夏のビーチで知り合い一夜を過ごした小谷チヨ(広末涼子)から妊娠したことを告げられる。様々な障害が立ちはだかる中、結婚そして出産に向け奮起する姿をコメディタッチで描いたドラマ
EPISODE 1
第1話
人の良いお調子者のCMディレクター、平尾隆之介(竹野内豊)は、大学の先輩・川口英太郎(阿部寛)の誘いで、海に出かける。居合わせたのは、英太郎の恋人、小谷亜紀(石田ゆり子)と彼女の妹でデパートに勤めるチヨ(広末涼子)と彼女の友人、有森みさと(片瀬那奈)、そして隆之介の会社の後輩、新庄巧(妻夫木聡)。そこで隆之介とチヨは“そういう”ことに・・・。 それから数週間後「ないの!」と騒ぎ出したのは亜紀。英太郎との子を身ごもった可能性が・・・。チヨと2人で妊娠テスターを買いに行き、試した結果は陰性。ホッと胸をなでおろす亜紀の陰で、自分も試してみるチヨ。すると・・・。念には念をと産院で検査してもらったチヨに、担当医の小松原(沢村一樹)がかけた言葉が「おめでとう!」。 「たった一度なのに・・・」と思い悩むチヨだが、隆之介はその事実を知る由もない。もしも、恐ろしい小谷家の家長、一徹(千葉真一)が知ったら・・・。それより隆之介には、どうやって話せばいいの? チヨが話した時、事実を隆之介が知った時、2人の決断は?
EPISODE 2
第2話
2人で子供を育てようと、小谷チヨ(広末涼子)に赤ちゃんを産んで欲しいと告げる平尾隆之介(竹野内豊)。しかし、チヨはいい加減そうに見える隆之介に「その場の勢いで言ってる」と言いだし、父親の小谷一徹(千葉真一)に報告することで「勢いじゃない」証拠を見せろと迫る。 しかし、元警察署長で娘思いの一徹氏。いきなり「できちゃいました」、「はい、そうですか」で済みそうにない。チヨの姉・亜紀(石田ゆり子)が妊娠したと勘違いした一徹に、交際相手の川口英太郎(阿部寛)が殴られたばかりなのだ。「できちゃいました」なんて言ったら、隆之介は殺されかねない。 そこで、隆之介とチヨが英太郎たちと集まって出した結論は「とりあえず結婚の報告を」と、いうもの。妊娠を隠して、結婚を先に報告したら?との、有森みさと(片瀬那奈)の提案に全員賛成。だけど、チヨはそこで改めて「私、結婚するの?」と疑問を持つ。そう、2人は交際してるわけでも恋人同士でもなく「結婚」なんて考えてもないうちに“できちゃった”のだから。まあ、成り行きはそうなるだろうけど、隆之介の返事は「よろこんで」。なんだかマヌケな返事だが、とりあえず2人は結婚する方向で話は進む。 小谷家訪問の前に、隆之介は母、公子(木の実ナナ)に結婚を報告。しかし「できちゃった」に動揺する公子は、肝心の相手の名前を聞かなかった。これが、後々大変なことに・・・。 とにかく腹を決めた隆之介は、チヨとともにいよいよ小谷家へ。けれども、剣道の練習をする一徹に恐れをなし、逃げ帰ってしまう。帰り道、チヨの体調が悪くなり・・・。 果たして、隆之介はキチンと結婚報告を成し遂げられるのか?他にも、新庄巧(妻夫木聡)に振り向いてもらえないみさとは、彼に同性愛疑惑を抱いたりと、物語はさらに混乱&笑い渦巻く展開必死!
EPISODE 3
第3話
平尾隆之介(竹野内豊)は、小谷チヨ(広末涼子)の父、一徹(千葉真一)に言わないはずだった妊娠のことを言ってしまう。怒ってチヨを殴ろうとした一徹を止めた隆之介。チヨに対しては、ちょっとだけポイントアップ?それは良かったけれど、隆之介とチヨ、今さらのごとくちゃんとしたプロポーズを「してない」、「されてない」に気がついた。 隆之介は、亜紀(石田ゆり子)、川口英太郎(阿部寛)、有森みさと(片瀬那奈)、新庄巧(妻夫木聡)、それから妹、昌子(今井陽子)の夫、田中和正(酒井敏也)の頼りない知恵を絞り「プロポーズ大作戦」をスタート。果たして、チヨが素直にうなずけるプロポーズをすることが出来るのだろうか?また、隆之介は母、公子(木の実ナナ)に綾小路麗奈(井上佳子)と結婚すると思われたまま。こちらの誤解は、さらなる誤解を招きそうで、一徹だって黙っちゃいなさそう。隆之介の前途はますます多難!
EPISODE 4
第4話
平尾隆之介(竹野内豊)は小谷チヨ(広末涼子)とともに初めて産婦人科を訪ね、小さな生命の息吹に感動。ちょっと父親になる実感を持つが、家庭を持つ実感は別問題。 チヨが語る将来の家庭は、隆之介の今の給料ではとても無理。好き放題出来た独身生活の贅沢をあきらめなければいけないことも、改めて感じさせられる。 隆之介の母、公子(木の実ナナ)は、チヨの頑固な父、一徹(千葉真一)が捻挫して動けないでいることを知って、2人を結婚させる決意表明に行こうと言い出す。しかし、公子はまたしても、綾小路麗奈(井上佳子)を呼んでしまった。隆之介は、何とか麗奈を説得し、やって来たチヨを結婚相手だと公子に納得させる。だが、公子の勘違いは別の方向に向かってしまう。 有森みさと(片瀬那奈)は、なぜ何もしてくれないのかと新庄巧(妻夫木聡)を問いただす。2人のデートに首を突っ込んだのはチヨの産婦人科医師、小松原(沢村一樹)。自分もデート中だという、小松原のお相手は? 動けないからと言って、決して弱気にはならないであろう一徹に公子の作戦は通じるのか?隆之介とチヨ以外のメンバーでも恋の動きは素早くなってきた!
EPISODE 5
第5話
ちょっとした行き違いはあったものの、平尾隆之介(竹野内豊)は、小谷チヨ(広末涼子)に指輪を渡すことが出来た。2人は、ようやく結婚への平穏な道のりを・・・進めるわけがない。未だにチヨの父、一徹(千葉真一)の許しをもらえないことが気がかりな隆之介。チヨはチヨで、隆之介にちらつく女の影が気になる。それは、ただの勘違い女、綾小路麗奈(井上佳子)なのだが・・・。 不安だらけの2人だが、久しぶりに一夜をともにする機会が来た。週末旅行に出かける隆之介の母、公子(木の実ナナ)が留守番にチヨを呼んだのだ。しかし、隆之介は麗奈をうまく説得できず、さらなる誤解を招いてしまう。そして、チヨにはコワ~イ尾行がついていた。その名も一徹。 混乱の中でやってくる隆之介にとって甘い時になるはずのチヨのお泊まり。今回もただですますわけには参りません。麗奈に加えて、田中和正(酒井敏也)、昌子(今井陽子)の乱入に、隆之介!どうする?
EPISODE 6
第6話
平尾隆之介(竹野内豊)が、綾小路麗奈(井上佳子)と婚約していた?麗奈の口から飛び出したドッキリ発言に、我慢の限界を超えた小谷チヨ(広末涼子)は、尾行していた父、一徹(千葉真一)とともに実家へ帰ってしまう。 何とかチヨの誤解を解きたい隆之介は、携帯に電話するのだが電源を切られてしまう。新庄巧(妻夫木聡)の提案で、小谷家に行こうとする隆之介にハードなCF撮影のスケジュールが渡された。チヨも大事だが、仕事も手を抜けない隆之介は、連絡が出来ない状態に。隆之介にそんな仕事が入ったことを知らないチヨは、訪問を待ちわびていた。だが、来ない・・・。一徹は、隆之介に結婚の意思がないからだと決めつけると、チヨはボロ泣き。 一方、川口英太郎(阿部寛)も、珍しく悩んでいた。亜紀(石田ゆり子)と小松原修造(沢村一樹)の交際に嫉妬していたのだ。英太郎は隆之介に相談に行くが・・・!?
Yuriko Ishida
Nana Katase
Yutaka Takenouchi
Satoshi Tsumabuki
Ryoko Hirosue
Hiroshi Abe