Bumpety Boo

自動車好きのケンは、自動車のスクラップ置き場で大きな卵を見つけた。その卵から生まれたのがブンブーである。友達になったブンブーとケンが話をしていると、スクラップの自動車が頭上に落ちて来た。ブンブーはそばにあった花の匂いをかいで、その自動車を支えてケンを助けた。犬のミスターもブンブーがすっかり気に入ってしまった。

ブンブーたちは大統領のパレードを見に行く途中で、赤ちゃんが産まれそうな女の人に出会った。自動車が壊れて産院まで行けないという。ブンブーは女の人を乗せ、混雑する道を切り抜け産院に届けた。無事産まれた赤ちゃんと母親を見て、自分も母に会いたいと思うブンブー。ブンブーたちは母探しの旅に出る。

マッチ売りのブンブー。

ブンブーたちは、チロブーという生きた車に出会った。カーレースに出るところだという。ブンブーもレースに出ることになるが、途中で倒れている老婆を助け、ビリになりそうになる。しかし、老婆の孫娘にもらった花の匂いをかぎ、がぜんハッスルし、チロブーを抜いてトップでゴールインする。そんなブンブーを見て、モンキー博士はますますブンブーが欲しくなる。

ある村で、ケンは一人の少女に恋をしてしまった。それを見抜いたブンブーは、何とか橋渡しをしてやろうとするが、少女に”ブンブ−って大好き”と言われ、逆に大喜び。ケンに何と言っていいのか困っているところに、少女が自分のボーイフレンドを連れてやってくる。二人とも片想いだったのだ。

ブンブーが風邪をひいてしまった。ケンは何とか治してやろうとマスクをさせたり、頭を冷やしてやったり、薬を飲ませてやったりするが駄目。困ったケンにブンブーはガソリンを飲みたいという。ガソリンを飲んだブンブーは翌朝すっかり回復したが、今度はケンに風邪がうつる。ブンブーはガソリンを飲めば治るとケンを追い回す。