帝国の圧政によって苦しむとある村の少年剣士・タツミは、村を救う希望とお守りを胸に、幼馴染みと共に帝都へ出稼ぎに出発する。道中、夜盗の襲撃に遭い散り散りになりながらも、たった1人帝都に辿り着いたタツミを待ち受けていたのは、絶句するほどに腐敗しきった帝都の真の姿だった。「最近、帝都の重役や富裕層の人間を狙う恐るべき殺し屋集団がいる。」 一方でそういった噂を耳にしたタツミは、身をよせた貴族の家で闇夜に潜む彼らの存在に気がつく。殺し屋集団――ナイトレイドたちの存在に。
エピソード1
闇を斬る
帝都で一旗上げようと、タツミは田舎から上京し、軍へ仕官しようとするが、簡単には入隊できずにいた。そんな時、場末の酒場で巨乳のお姉ちゃんと出会い、士官のため、その彼女に全財産を預けることにするが、当然のごとく騙され、一文無しに。街で野宿をしようとしていると、近衛兵を従えたアリアが、そんな窮状を見兼ねて、家に泊まるよう誘ってくれた。アリアの家で彼女のお付をしながら、仕官を夢見るタツミは、ある夜、殺し屋集団ナイトレイドと剣を交えることになる。
エピソード2
権力を斬る
ナイトレイドに連行されてしまったタツミ。殺しの素質を認められ、仲間にならないかと誘われるが、なかなか決心できずにいた。他のメンバーと接し、彼らの思いを知り、悪を退治するために、ナイトレイドの一員に加わる決意をする。そんな時、権力を悪用し、私腹を肥やす帝都警備隊のオーガと油屋のガマルに天罰を下す、ミッションが。タツミは、オーガを抹殺すべく、色街へ向かう。
エピソード3
蟠を斬る
ナイトレイドのアジトに侵入者あり。殺し屋集団ナイトレイドは敵を何時も簡単に駆逐した。はじめてナイトレイドの凄さを肌で感じ、興奮が冷めないタツミ。そんなタツミの教育係になったマインは偵察と称して、帝都で買い物、食事とタツミを連れまわしていた。そんな時、新しい任務が、悪政を司り、帝都腐敗の元凶とも言えるオネスト大臣の遠縁にあたる、イヲカル。大臣の名を利用し、数々の悪行を働いていた。タツミとマインは彼を抹殺すべく、帝都の闇に紛れていく。
エピソード4
帝具使いを斬る
今回の標的は、帝都で噂の連続通り魔、「首斬りザンク」。彼はナイトレイドと同じように帝具使いだった。これまで以上の敵に一層気が引き締まるナイトレイド。タツミが受け持つ区画でザンクの出現を待っていると、まるでタツミを狙うかのようにザンクが現れた。帝具を持たぬタツミは圧倒的に不利。そんな時、月光を背負いアカメがザンクの前に立ち塞がった。
エピソード5
夢物語を斬る
アジトで唯一、役割を持たない天然ボケのシェーレがタツミをトレーニングすることに。シェーレは自らが暗殺稼業に身をやつすことになった理由を明かす。まだ帝具を持たないタツミはザンクから奪取した帝具を装着するが、拒絶反応が出て断念。しかし帝具のすさまじい力と反動の大きさを知る。その頃、帝国最強の女将軍は北の異民族の制圧に向かっていた。
エピソード6
絶対正義を斬る
帝都に蔓延する薬物の密売組織撲滅に向けて動き出したナイトレイド。タツミとレオーネは夜の色町へ。二人はそこで繰り広げられる惨状に怒りをあらわにする。一方、組織の大元締めであるチブルを追っていたシェーレとマインはその道中、ただならぬ気配を感じた。そこに、二人を待ち構えていた帝都警備隊のセリューが、奇襲を仕掛けてきて…。
斉藤壮馬
雨宮天
浅川悠
田村ゆかり
能登麻美子
松岡禎丞
小林智樹