第一志望の女子高に落ち、仕方なく男ばかりの工業高校に入学してきた直 (武井咲)。クラスに女子が一人しか居ないという、理想とは違いすぎる高校生活に戸惑いつつも、恋に学業に、男子たちと衝突しながら成長していきます。「ここは自分の居場所じゃない」そう感じているすべての人へ贈る、明るくて前向きなメッセージドラマです。
エピソード1
01限目
第一志望のお嬢様学校の受験に失敗し、不本意ながら工業高校に入学することになってしまった吉野直 (武井咲)。彼女が入学した明日香工業高校―通称・アスコーは、新入生徒148人のうち、なんと女子はたったの3人という環境! 入った1年A組に女子は自分ひとりという現実を悲観する直は、クラスメートの玉木誠 (賀来賢人) らとも馴染めず、彼らを見下すような態度をとってしまう。
エピソード2
02限目
どうしても男子ばかりの工業高校生活に馴染めず、他校への転入を考え始めた直 (武井咲)。それを担任の大向 (勝村政信) に相談すると「校長や教頭を納得させるためにある程度の成績が必要」と言われる。苦手な実習の成績もよくなければならないと知った直は、転入のことは隠したまま玉木 (賀来賢人) に協力を仰ぐ。ようやく直が前向きになったと勘違いした玉木は喜んで指導役を引き受け、「お前を一流の工業女子に鍛え上げてやる!」と宣言まで…。
エピソード3
03限目
本格的に転入の準備を進め始めた直 (武井咲) だったが、そのことをおじいちゃん (笹野高史) に知られ大ゲンカをしてしまう。勢いで家出をし、養護教師の杉崎 (白石美帆) の自宅に泊めてもらった直。アスコーの生徒たちがそれぞれ自分のやりたいことを見つけている中、自分が何をしたいのかまだわかっていないことに気付く。
エピソード4
04限目
明日香工業高校の恒例行事『アスコーモーターショー』の開催が近づいてきた。クラスごとにエコカーを制作し発表するという一学期を締めくくる一大イベントのリーダーに選ばれてしまった直 (武井咲)。クラスメートを見下し、溶け込もうとしない竹内 (永山絢斗) をなんとか仲間に入れようとする直だったが、肝心の竹内は相変わらずの態度…。そんな竹内のことを玉木 (賀来賢人) は「中学のときはあんなヤツじゃなかった」と語る。医者の家に生まれ勉学に励むことだけを期待された竹内はいつしか他人を見下すようになってしまったらしい。
エピソード5
05限目
いよいよ転入試験を10日後に控えた直 (武井咲)。アスコーモーターショーに向けたエコカー製作作業も大詰めを迎えていたが、試験勉強に忙しく、リーダー業務に集中できないでいた。ある日、直は自分の不注意から玉木 (賀来賢人) を怪我させてしまう。さらに「転入試験の準備で忙しい。エコカーなんて作っても、私には意味がない」という直の言葉に竹内 (永山絢斗) らは憤慨。直はリーダーを解任され、もう来なくてもいいと言われてしまう!
エピソード6
06限目
晴れて永鈴高校の転入試験に合格した直 (武井咲)。だが、明日工を去ることに一抹の寂しさを抱えていた。アスコーモーターショーが終わったら盛大な送別会を開いてくれるという玉木 (賀来賢人) たちの言葉も素直に喜べないでいるのだった。
武井咲