アフリカで生き残る方法

中学3年生のドユンはクラスメイトたちからイジメを受けていた。そんなある日、国際支援活動家の母ミンジュが帰国し、ドユンの前に現れる。その姿を見たドユンは幼少期に自分の元を去ったミンジュの後ろ姿を思い出し…。

ミンジュの言葉を受け、イジメの主犯格であるナラに逆らうドユン。一方、ミンジュはドユンの育ての母に会い、自分は余命わずかで1か月だけドユンと過ごしたいと話す。そしてドユンとミンジュは一緒に暮らすことになる。

ドユンの友人ジュギョンが次のイジメのターゲットになる。ドユンがナラに告げ口をしたせいでイジメのターゲットが変わったと思っているジュギョンはドユンを責める。ドユンの様子がおかしいことに気づいたミンジュは…。

ジュギョンのつらそうな姿を見たドユンはケンカの仕方を教えてほしいとミンジュに頼む。そんなドユンに自分がナラを叱ると言うミンジュ。イジメをやめるまでナラに会い続けようとするミンジュにドユンはその理由を聞くが…。

一緒に暮らし始めて1か月がたち、最後の朝食を迎える。ドユンはミンジュにこれからも一緒に住めるかと聞くが、ミンジュは何も答えることができない。学校の前で2人は別れるが、ミンジュはドユンに1冊の本を渡す。

ドユンはミンジュが病気だということを知り、空港へと向かう。ミンジュに会うことができたドユンは、ミンジュの“相手の幸せと再会を信じる時は振り返らない”という言葉を胸に、涙を流しながらも別々の道を歩み始める。