ウェブトゥーン作家の日常

数人の漫画家が、共同で使用するアトリエ「今日のスタジオ」にやってきた、ファンタジー作家のユンジェ。正体を隠しているイラストレーターや、ロマンス作家などと出会い、ここでは互いに助け合うこと、リハンの正体を決してバラさないことが規則だと聞かされる。初めて漫画家の同僚ができて嬉しいユンジェだが、メンバーの個性が強すぎて...?

カップルの日常漫画を描いているソリが、久しぶりにアトリエにやってくるも、彼氏と別れたという衝撃の発言をする。これによりメンバー会議が開かれ、別れたことを公にして漫画のコンセプトを変えるべきだという意見と、少しの間は事実を隠して連載しても問題ないという意見に分かれる。しかし、こんなに熱く議論したにも関わらず、結局ソリの彼氏が戻ってきて...。

漫画のコンセプトがボツになり、悲しむジェヒ。今作の評判が悪く、連載を続けられるかが不安なうえに、読者たちからは、ロマンス漫画家なのに、恋愛経験がなさそうと指摘されさらに落ち込む。そんな中、メンバーからアトリエに引きこもっているのではなく、外に出るべきとアドバイスをもらい、カフェで作業をすることに。そこにやってきたイケメンに声をかけられ、恋が始まることを期待するも...?

昼食を食べに来たユンジェとリハン。リハンが持っているグッズに気づいた店長が、その漫画のファンたちが、この店にやってきてはトンカツを頼んでいくのだと言う。作者本人が目の前にいるとはつゆ知らず、絵のクオリティが低いと言いながらも、作者の毒舌コメントのおかげで、美味しいトンカツを作れたと語る社長。そんな中、ユンジェはなぜリハンが正体を隠すのかが気になり尋ねると、リハンのこれまでの過去が明らかになって...?

締め切り日が近づき、焦っているユンジェ。そんな姿を見て、ジェヒとリハンは大学時代の学校の怪談話を思い出す。1つは、絵を描きながらうたたねをしていると、幽霊がやってきてクオリティの高い作品を仕上げてくれるも、これまで描いてきた絵のファイルが破壊されるという話。そしてもう1つは、手が血に染まった黒いドレスの女性が現れるという話であった。

ユンジェの誕生日が来週だと気がついたジェヒとチェウォン。しかし、誕生日当日がユンジェの漫画の締め切り日であった。そんな中、漫画家としてではなく、普通の誕生日を過ごさせてあげようと、アトリエのメンバーたちが、ユンジェの送り迎えや作業のサポートをして尽くす。そのかいあって、締め切り日前日に書き終えるも、まさかの停電によってデータが全て消えてしまい...?