一見普通に見える佐藤家は、父・俊夫 (小市慢太郎) は諜報工作、母・しのぶ (真飛聖) は狙撃、娘・みなみ (中村ゆりか) は格闘術に秀でたスパイで、血の繋がりのない疑似家族だという秘密を抱えていた。そんな一家に、あるデータを入手せよとの指令が入る。みなみはその開発の重要人物である研究者の娘・晴夏 (伊藤万理華) の家庭教師として自宅に潜入することに成功。そんな中、佐藤家と同じようにデータを狙う別の組織の陰謀によって、晴夏の身に危険が及ぶ事態に。優先すべきは、晴夏の安全よりも任務。それに背くことは“死”を意味する。それでも、みなみの心が揺れるのにはある過去が関係していて…。