エースをねらえ！2

全日本ジュニア選手権でチャンピオンとなった岡ひろみ。教え子の成長を見守っていたコーチの宗方だが、自分の最期が近づいていることを知り、親友である桂大悟に手紙を書いていた。そんな中、ひろみ、お蝶夫人、藤堂らにアメリカ遠征の話が舞い込んでくる。主任コーチは宗方。来年1月の渡米に向けて、それぞれのトレーニングが始まった。お蝶夫人を相手に毎日練習試合をするひろみだが?【子ども／アニメ】(C)山本鈴美香／集英社・TMS・バンダイナムコアーツ

渡米を目前にして宗方が入院してしまった。病院に急いだひろみだが、宗方に檄を飛ばされてしまう。宗方は「ただの過労」だと嘘をつくが、藤堂にのみ事実を話す。自分は白血病で、もう余命わずかであると。そして、ひろみのことを託す。出発の1週間前、遠征メンバーを集めた竜崎理事長は、かつての日本テニス界で輝いていた名プレイヤーたちの話を始める。そこで語られた宗方と桂に起こった悲劇とは。【子ども／アニメ】(C)山本鈴美香／集英社・TMS・バンダイナムコアーツ

ひろみたちが旅立ったその日、宗方は逝ってしまった。何も知らずにアメリカでの生活を始めたひろみのもとへ、オーストラリアチームのコーチ・レイノルズがやってきた。宗方に頼まれ、ひろみのコーチをしてくれるというのだ。怪しんだ藤堂は、あとから渡米してきた千葉を問い詰め、宗方の死を知る。そして、トーナメント形式の練習試合が始まった。初戦の相手は、アメリカの天才、マリア・ヤング。【子ども／アニメ】(C)山本鈴美香／集英社・TMS・バンダイナムコアーツ

ニューヨークで順調にトーナメントを勝ち上がっていくひろみ。準々決勝の相手はアンジー・レイノルズ。父でありコーチであるレイノルズをひろみに奪われてしまったアンジーは、ひろみに対抗心を燃やしていた。そんな時、宗方の死をひろみ以外の遠征メンバーが知ってしまった。だが、ひろみにだけはこのことを知られまいと必死に対応する。そしてひろみは、宗方のためにマフラーを編み始めた。【子ども／アニメ】(C)山本鈴美香／集英社・TMS・バンダイナムコアーツ

遂に決勝戦まで勝ち進んだひろみ。相手はアメリカの次期女王と称されるベル・マッケンジー。試合中、ひろみが思い出すのは宗方の言葉……。強敵相手に引けを取らぬプレイを魅せるが、途中で怪我をしてしまった。それでも第2位という好成績でトーナメントを終え、準優勝メダルを手に日本へと帰ってきた。すぐに宗方の家へ向かったひろみを迎えたのは、宗方の日記を携えた桂だった。【子ども／アニメ】(C)山本鈴美香／集英社・TMS・バンダイナムコアーツ

帰国したひろみに襲いかかった衝撃の真実。コーチとして、男性として、心から信頼し慕っていた宗方を亡くしたひろみは、次の朝いつもどおりトレーニングに向かう。向かったコートには同じく打ちひしがれている蘭子がいた。ラリーの中、蘇ってくる宗方の思い出……。ひろみは心配しているマキを遊園地に誘い、ふたりで1日中はしゃぎ倒すが、途中で宗方を思い出して心を閉ざしてしまう。【子ども／アニメ】(C)山本鈴美香／集英社・TMS・バンダイナムコアーツ