人類の近代化について探るシリーズ。人類が目覚ましい進化を遂げた重要な起源となった出発点はどこだったのか。世界的な未来学者、ジェイソン・シルバが、時をさかのぼり歴史を紐解いていく。
エピソード1
文明の火種
人間はいわば“火の種族”である。火を扱うことで我々は物を作り、壊し、あるいは形を変えることができるようになった。同時に手に負えない事態になることがあるという教訓も学ぶ。今回は火がどのように我々の生態を形作ったか、そして月を目指せる知性を獲得できるようになったのかを探る。
エピソード2
死との駆け引き
人類は、人体を攻撃し、治療に適応し、進化し、反撃してくる菌やウイルスとの争いを繰り広げている。医学の進歩は目覚ましいものだが、前進するには過去を振り返る必要がある。我々は現代の疫病に打ち勝つことができるのだろうか。
エピソード3
貨幣のチカラ
近代社会における最大の発明は貨幣である。単純な取引から、現代に行われている世界を股にかけた商売まで、貨幣の持つ意味や価値観は社会の進化と共に変化してきた。金銭が我々の姿を体現しているといえる。金銭によって現代の社会は一体どの様に象徴化されるのだろうか?ジェイソン・シルバが、その答えを求めて、私たちを商業の歴史ツアーにいざなう。
エピソード4
コミュニケーションの万華鏡
これは、私たちの世界の成り立ちを示す物語。コミュニケーションはいかに人類という種を定義し、現代社会を創造し、人間の無限の想像力に声を与え、我々をグローバルに、そして宇宙にまでつなげてきたのだろうか。コミュニケーションは我々に自己表現と集合知を与えてくれるが、またその一方で、全人類を裏切り、堕落させ、操作することもできる。
エピソード5
終わりなき戦争
時代は進化しているのにもかかわらず、人間は殺し合うための恐ろしい手段を発明し続けている。文明をもたらしたものと同じものが、終わりなき暴力の連鎖につながっているとしたらどうだろうか?我々は、協力することと同時に、戦うことも学んでしまった。テクノロジーの多くは戦争のために作られた。戦争は悪であるが、現代世界の起源でもある。
エピソード6
暮らしを守る家
人類の住処は掘っ立て小屋から超高層ビルへと移行した。今日では、人類はどこでも住みたいところに住んでいるようだ。人類が構築した壁や構造物が景観の多くを占めている。家は自然から人類を守るだけでなく、人類を定義し、現代人の夢を映し出している。「住処」は、人類がどのように世界を形作り、そして世界がどのように私たちを形作り返しているのかを示している。
Jason Silva
Steve Michaels
ジョナサン・コック
Ryann Lauckner
Simon George
Kurt Sayenga
マーク・モンロー
Ben Bitonti
ティム・パストーレ
マイケル・J・ミラー
Kevin Tao Mohs