アンリム市の現職市長、ユ･ホンミンが殺害され、犯罪心理学者のハン･スンミンが犯行を自白。証拠も完璧にそろっていたが、スンミンと長年親しくしてきた刑事のキム･パンホ班長は、彼が何かを隠していると確信。一方、市長の娘でスンミンの恋人でもある刑事のユ･ヒは、殺害推定時刻にスンミンにはアリバイがあったことに気づく。

実刑判決を受けアンリム刑務所に収監されたスンミンは、受刑者ユ･チョリらから執拗に命を狙われる。スンミンは同房のイ･ソンスにタ-4棟について尋ねる。そこには特別に保護されている収監者がいるという。そんななか、受刑者の1人が突然死亡。服毒自殺とみられるが、現場の状況を調べたユ･ヒはスンミンの仕業を疑う。

ユ･ヒが接見しても何も語らないスンミン。ユ･ヒは彼が刑務所で何をしようとしているのか突き止めることを決心する。刑務所の騒動を知って憤るイルシム財団のパク理事長は、スンミンの事件の担当検事、チャ･スンジェに接触。一方でユ･ヒもチャ検事に会い、刑務所での事件を本格的に捜査するため令状を出してほしいと頼む。

ユ会長殺害事件の目撃者、パク･トンウの供述から、キム班長はホンスを逮捕する。しかし、ホンスの事務所はきれいに片づけられ手掛かりになりそうなものは見当たらない。さらに、トンウをかくまっていた刑事ペ･ソンピルが襲われ、トンウはその場で殺されてしまう。スンミンは班員が内部事情を漏らしているのではないかと考える。