ゴメスの名はゴメス

失踪した会社の同僚の行方を探すために香港に赴任した坂本(仲代)は、到着早々不可解な出来事が続き、ついに坂本を尾行していた男が「ゴメスの名は…」という言葉を残して殺された。同僚の安否は、そしてゴメスとは何者なのか…。香港やイスラエルの砂漠を舞台に、熾烈なスパイ戦を通じて“不安な現代”を浮彫りにした結城昌治の本格派スパイ小説をドラマ化したサスペンス。35ミリフィルムで撮影され、再編集版が「ゴメスの名はゴメス 流砂」のタイトルで同年に劇場公開された。【テレビドラマ】(C)日本映画放送