証券会社に勤める気弱で優柔不断な平社員ユク・ドンシク(ユン・シユン)。そんな性格が災いし、ニセ情報を流したパク代理(キム・ギドゥ)の代わりにクビを宣告される。絶望したドンシクは自殺をしに行った先で殺人現場を目撃するが、事故で記憶喪失になってしまう。記憶をたどる手がかりは、逃げる途中で拾った赤い手帳のみ。そして、その手帳に書かれていたのは殺人記録だった。
テハン証券会社に勤めるユク・ドンシクは、お人よしの性格ゆえに職場でカモにされている。ある日、同僚のジェホにミスの責任を押しつけられたドンシクは、自分の情けなさを嘆きながら遺書を書き、建設現場の屋上へと向かう。
パトカーにぶつかった衝撃で記憶を失ったドンシクは、運転していた警察官のシム・ボギョンから落とし物らしき日記帳を渡される。ドンシクは、記憶を取り戻す手がかりになると喜び、日記を読み始めるのだが…。
連続殺人犯のイヌは、建設現場に置き忘れた日記帳を取りに戻るが、日記帳はなくなっていた。殺しそびれたホームレスのキムが逃げるのを目撃したイヌは、キムを捜し回る。そのころ、ボギョンも消えたキムの行方を捜していた。
イヌに見つかり車に乗せられたキムは、日記帳を取ってくると言い、バラック小屋の中へ入る。一方、日記帳を読むにつれ、自分が残酷なサイコパスであることを受け入れ始めたドンシクは、次に殺すターゲットを決める。
上司の悪だくみにより、1人だけ倉庫の中で仕事をさせられることになったドンシク。だが、自分をハメたソ・ジフン常務を殺すことで頭がいっぱいのドンシクは、不平も漏らさず倉庫に籠もり、黙々と殺人計画を立て始める。
ユン・シユン
Yook Dong-sik
チョン・インソン
Shim Bo-kyung
パク・ソンフン
Seo In-woo
イ・ハヌイ
Yook Jong-chul
チョン・スビン
Yook Dong-chan