サークル：繋がった二つの世界

「サークル」のアパートメントに参加者たちが集まって来る。最初に行うのはプロフィール設定。自身のフォトアルバムから写真を選び、自己紹介を入力していく。さっそくそれを嘘の設定で固めていくメンバーも現れる。そしてガイドシステムの指示に従い、色々な質問や会話を通して非対面のまま交流を深めていく。やがて彼ら自身による人気投票の指示が下される。そして上位２位の2人が話し合い、今回追放する人物を決定する。

ブロックされたアラーナは自分を追放したサミーに会いに行く。そして後悔と怒りの恨み節をにじませるのだった。参加者たちは皆彼女のプロフィールが嘘だと思っていたが、真実を知り驚く。そして参加者たちにステータスの更新という指令が下される。プロフィールの写真も追加されていき、各の素性が少しずつ露わになっていく。ジョーイはサミーを、アントニオはレベッカをプライベートチャットへと誘う。そんな中、新たな参加者ミランダが登場。彼女はまず、プライベートチャットをする相手を選ぶ。

ミランダがメルセデスを指名した。しばし2人はチャットを楽しむ。参加者たちの興味は新メンバーのミランダに注がれていた。そして探り合いのさなかに育まれていく友情。ジョーイとシュバムの間には絆が生まれ始めていた。やがて人気投票に臨む一行。そして結果発表の前に恒例のゲームが行われる。今回の趣旨は匿名で皆に質問ができるというもの。誰が嘘をついているかという話題が熱を帯び、次第に彼らの本音が飛び交うこととなる。

ブロックされたアントニオは、女性として気になっていたメルセデスのもとを訪ね、彼女の真実を知る。そして彼がビデオレターの中でそれを示唆したことで、残された者たちの間に疑惑が生まれるのだった。互いのことをさらに探ろうとチャットに勤しむ参加者たち。そんな中、新しい参加者アレックスがやってくる。勝つためには皆を騙すことも厭わないというスタンスの彼は、意気揚々とその闘いに飛び込んでいく。

人に好かれる美男子「アダム」に扮したアレックスは、誰か1人とデートをするよう指示される。グループチャットを経て、彼はシーバーン扮するレベッカを誘い出す。プライベートチャットに興じる2人。かくして「なりすまし」同士のデートが行われることになるのだった。やがて人気投票の時間がやってくる。各々が追加した写真に匿名でハッシュタグをつけていくというゲームが行われ、参加者たちの本音が見え隠れする。

「インフルエンサー」となったシュバムとサミーによる選定を経て、メルセデスの追放が決定した。理由はいささか態度が攻撃だったこと、そして言動に不自然さが表れていたこと。彼女は好意を抱いていたクリスに会いに行く。クリスも彼女を受け入れ、2人は親睦を深めるのだった。その後、メルセデスことキャリンが残したビデオレターに参加者たちは困惑。メルセデスが「なりすまし」だったことで、にわかに各々が疑心暗鬼に陥る。そしてそんな中、新たな参加者が2人同時にやってくる。