数千年前の地球を闊歩していた巨大恐竜は、戦略的に獲物を捕り生存していた究極の戦士である。それらの生き物の戦いを、機動性や攻撃力、集団行動から分析し、予想をはるかに超える緻密で複雑な捕食世界を明らかにする!
エピソード1
どう猛な恐竜
1998年、マダガスカル島で最も恐るべき肉食恐竜の痕跡が発見されたが、その骨のいくつかには同じ種の噛み跡が残っていた!この調査で、恐竜の共食いの最初の本格的なケースを明らかになる。7千年前の地上で、環境に適応しながら独自の進化を遂げた恐竜の姿とは?
エピソード2
T-REX ハンター
地上で最も恐れられた肉食恐竜とされるティラノザウルス・レックス。しかし、そのT-REXをも獲物にする恐竜が存在した!モンタナで発見された歯のサイズや形状の測定や研究で、徐々にその正体が明らかに!
エピソード3
小さな暴君
鳥のような捕食者デイノニクスは、テノントサウルスと呼ばれる植物を食べる大きな恐竜を捕獲していたという。これらの動物がどのように動き、戦い、行動したかをこれまでにないほど調査し、自分のサイズの2倍以上の敵を倒したときに何が起こったかを再現する。
エピソード4
血みどろの戦い
アロサウルスとケラトサウルスの戦いが、先史時代の水飲み場で繰り広げられる。それは古史で最も血まみれの戦いの1つとなった。発見した15,000を超える骨から、ジュラ紀の干ばつの激しい熱の下で複数の恐竜種がどこまで戦ったかを調査する。
エピソード5
深海の殺りくマシーン
現代のホオジロザメの近縁と言われる海のモンスター、メガロドンは体長15メートルを誇る巨大生物だ。しかし、ティラノサウルスレックスに匹敵する44の歯を備えた巨大な生き物であるマッコウクジラとはいかにして戦うのか?
エピソード6
食うか食われるか
ジュラ紀に食物連鎖の頂点に立っていたケラトサウルスと、2倍の大きさの新たなる王アロサウルスとの対決、それはどのようなものだったのか?発見された骨についた切り傷や刺し傷から、この2つの捕食動物の戦いが再現される。
エリック・トンプソン
George Blasing