万年平社員の小田一夫は、長良川鵜飼の接待の席で誤って川に転落、川底で天下布武の朱印がポケットに紛れ込み、織田信長に憑依されてしまう。いつもは気弱な父親が、ある朝「無礼者!」と、娘を一喝。男の家族には、様々な問題が…介護問題、主婦の孤独、子供のSNS依存など、信長は現代社会の家族の闇に直面する。一方、一夫が働く建設会社で進む大きなプロジェクトは、大手ゼネコンにより窮地に。しかし信長は持ち前の戦術眼で、起死回生を図る。憑依により、家庭や仕事場をひっかき回されてしまう一夫だが憑依中の記憶はない。影響力を持つ信長の力で、家族や、会社での扱いが変わっても、彼には何のことかわからない。信長は“本能寺の変”で焼死しただけに“火”が苦手。火を見た瞬間、一夫の身体から抜け出してしまうのだ。信長によって変貌していく一夫は、プロジェクトを成功に導くことができるのか!? (C)CBCテレビ