貧しい洗濯婦から、女性の美を追求する一大帝国の頂点へ。女性として初めて自力で大富豪になったアフリカ系アメリカ人の物語を、実話に基づき描き出す。
エピソード1
世紀の戦い
洗濯婦として生活を営む黒人女性サラは、過酷で、豊かとは言えない生活を送っていた。夫にも暴力を振るわれ、絶望のうちに途方に暮れる日々。そんな折、ヘアケア商品の訪問販売の女性アディが訪ねてくる。そしてアディが彼女の髪に施した育毛剤は抜群の効き目を発揮し、サラにとっての思わぬ癒しとなる。そして彼女は、アディのもとで販売員として働こうと考える。
エピソード2
頼れるのは自分だけ
自身で開発した育毛剤の生産体制を築くため、工場の確保に動き始めたサラ。彼女はその資金を集めるべく黒人投資家たちに声をかけるが、皆そのリスクの大きさに尻込みするのだった。そしてサラは、状況を打開すべく全国的な有力者ブッカー・T・ワシントンの推薦をもらおうと画策する。
エピソード3
理想の女性像
事業拡大を目指し、さらに勢いづくサラ。しかしその方針をめぐり、彼女とCJの間でズレが生じ始めていた。サラはなおもニューヨークへと出向き、サロン展開の可能性を追求。そんな中、ある裏切り行為が発覚し、彼女は公私において危機に直面することとなる。
エピソード4
すべての黒人に捧 ぐ
サラはニューヨークへの進出を成功させ、サロンをオープンさせた娘レリアと共に勢いに乗っていた。しかしその矢先、突然卒倒してしまう。重度の腎不全とのことだった。しかし彼女はなおも自身の活動に歯止めをかけず、全米の社員を集めて大きな大会を開くことを立案。生きた証を残そうと懸命に走り続ける。
オクタヴィア・スペンサー
ティファニー・ハディッシュ
カルメン・イジョゴ
ブレア・アンダーウッド
ギャレット・モリス
ケヴィン・キャロル
ビル・ベラミー
ケイシー・レモンズ
マーヴェリック・カーター
レブロン・ジェームズ