宏峰と宏宇は双子の兄弟だが性格は全く違い、兄･宏峰は真面目で正義感の強い敏腕刑事として活躍していたが、弟･宏宇は元武警のお調子者で前科者だった。ある日、宏宇が一家惨殺事件の容疑者として全国に指名手配されてしまう。宏峰は弟の身の潔白を信じ、事件の真相を明かしたいと考えていたが、容疑者の家族は捜査に参加することはできず警察を辞めることを決意する。しかし、元同僚･周巡からの依頼で、警察に顧問として迎えられ捜査に関わることに。周巡の本当の狙いは、指名手配犯の宏宇が兄の宏峰にコンタクトを取るに違いないと、宏峰を自身の監視下に置くためだった。だが、宏峰は指名手配犯となった宏宇を家にかくまっており、さらに暗所恐怖症を患う自分の代わりに、宏宇を自分の見た目そっくりにし、夜間の捜査をさせるのであった。