中学テニス全国大会開幕、強豪たちが火花を散らす。関東大会のライバル・六角が、「縮地法」という特異なプレイスタイルの沖縄・比嘉相手に大苦戦。勝つためには手段を選ばないダーティなゲーム展開に翻弄される六角…。その時、比嘉・甲斐の頬を掠める鋭い打球!越前リョーマ帰国。役者は揃った!
青学の全国大会初戦が始まった。相手は六角を破った比嘉。S3にはリョーマが登場。対するは、身長2m・体重100kg超という巨漢・田仁志。得意のドライブCでいきなり敵の出端をくじくも、田仁志も究極のパワーサービス「ビッグバン」で応戦。小柄なリョーマは吹き飛ばされてしまう…。
比嘉戦第2ゲームはD2不二・河村vs平古場・知念。比嘉・平古場は、コーチ席に座るスミレに向かい故意にボールを打ち込むなど邪悪な戦法を変えない。大技「飯匙倩(ハブ)」で追い込まれ、絶体絶命かと思われたその刹那、不二の第4のカウンター「蜻蛉包み」が発動した!
比嘉戦、第3ゲーム。S2は菊丸vs甲斐。ラケットを逆手に持ち、ボールをミートするタイミングをずらし、敵を翻弄するショット「バイキングホーン」。甲斐のその特殊なスタイルに苦戦を強いられる菊丸だったが、次第に適応しはじめ、ついに…
比嘉戦も佳境、D1には乾・海堂ペアが登場。比嘉の不知火・新垣ペアを相手に白熱するラリーの応酬。しかし海堂はブーメランスネイク発動の好機が来ても決して繰り出さず、粘り強く持久戦を展開。黙って合わせる乾。数日前の立海・柳生との出会いが、試合に臨む海堂にある決意をさせていたのだ。しかし不知火・新垣は、比嘉随一のスタミナを誇るコンビだった。決め球を封印した海堂に勝機はあるのか?
比嘉最終戦、S1。遂に手塚vs木手の部長対決。木手は類まれなる身体能力とボディバランスを駆使し、縦横無尽に「縮地法」を展開。対する手塚も「無我の境地」を発動!「ビッグバン」「飯匙倩(ハブ)」などのキラーショットにも動じない手塚に次第に追い込まれた木手は、劣勢を跳ね返すべく凶悪な牙をむくのだった・・・。
皆川純子
声の出演
甲斐田ゆき
津田健次郎
喜安浩平
高橋広樹