エピソード2
謎の女忍者&お節介バアさんの痛快世直し オレオレ詐欺に天罰
突如、正子(泉ピン子)の前に現れた背中に傷のある謎の女・サナ(小野ゆり子)。サナはかつて戦国時代の世で忍者として雇い主と契約をし、その命令には逆らわずに生きてきた。正子はサナが天涯孤独だと知り、嫁・恭子(白石美帆)の反対を押し切り家に置くことにする。 ある日、おネエのスナックママ・ミツ子(三ツ矢雄二)の店「天守閣」に、正子、サナ、松田(京本政樹)が集まっている時、正子の親友・弥生(鷲尾真知子)がやって来て、「自宅にオレオレ詐欺の電話があり引っかかったふりをしたのだが、警察が来られなくなり、助けてくれないか」と皆に持ちかける。 面白がったミツ子が犯人を捕まえるため、サナを引き連れ弥生の家で隠れていると、そこに現れたのは、なんと、ミツ子の息子・慎司(森永悠希)だった。慎司は高校生だというのに、オレオレ詐欺の「受け子」という金の集金役をしていたのだ。慎司の姿を見たミツ子は思わず慎司をかばい、慎司はその場から逃げ去る。 実はミツ子は数年前までは普通のサラリーマンとして家族と暮らしていたのだが、ミツ子がおネエだったことが明らかになり、家族は崩壊。ミツ子は家を追い出され、妻も家を去り、今は祖母(佐々木すみ江)と慎司が2人で暮らしていた。後日、慎司を訪ねたミツ子は、息子が犯罪の道に入ってしまったのは自分のせいだと知り、何とかして慎司を詐欺グループから抜けさせようと、直談判をするのだが・・・。
47分 · 2014年1月31日