ハイド-私の夫の秘密-

チャウン法律事務所の弁護士ナ・ムニョンは、同じ事務所で共同代表の夫、チャ・ソンジェと娘・ボムと幸せに暮らしていた。そんなある日、ソンジェは自分の担当する裁判が始まる直前に姿を消し、連絡がつかなくなる。

ソンジェが多額の債務を残して自殺、彼が担当していた被告人、キム・ユンソンも事故で死亡する。彼らの死に納得できないムニョンは、2人の裁判に関わっていた金信物産のマ部長と、証人のト・ジヌに会いにいく。

何者かに銃撃されるジヌ。現場を目撃したムニョンは、ジヌからソンジェが犯人だと告げられる。夫が生きている可能性があると知り、彼の目的を明らかにしたいムニョン。その翌日、ムニョンの自宅に侵入者が現れ...。

ソンジェと再会するムニョン。だが、ソンジェはファン・テスという男として生きることを告げ、マ部長から家族を守るための切り札を渡して去った。ムニョンはその切り札を利用し、脅迫し続けてくるマ部長を起訴する。

ソンジェが隣人のハ・ヨンジュにさらわれた。ヨンジュはムニョンに、ある仕事をソンジェの代わりに遂行すれば、彼を無事に返すと脅迫する。夫を取り戻すため、ムニョンはヨンジュの取引に応じることにする。

ヨンジュから、ソンジェと義母がテスを殺害したことを知るムニョン。一方、ソンジェの生存を秘密にしていたムニョンとジヌは、共に警察に呼び出される。ジヌは、自分の娘をソンジェに探してもらう約束をしていた。